嫉妬心は毒の心 続き ㈪

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こんにちは!
いつもありがとうございます。
ありがとうございます。
夜の空が綺麗に見える月になりました。昨日はこちらは祝日でしたので、山に住んでいる義理母の所に薪を車に沢山積んで、美味しい空気を吸って来ました!
夏のギラギラした太陽も少し傾いた為に、こちらの温度が28度だったのですが、山の温度は12度ほどで寒く、長袖を着て行きましたが凍えそうになりました![よいしょ/]
空気が綺麗で小川の音を聴きながら、鳥達の声を聴きながらの瞑想は格別でした。
さて、前回書いた内容から、「カルマ」に関する質問がありましたので、少しカルマとは何か?にお付き合い下さい。
その前に、嫉妬心が強い人は自分自身でも本当は気付いているのです。
不安や恐怖感に突然、襲われたりするでしょう。
自分より優れた人を見ると、「なぜ?私ばかり苦労して・・・」「きっと、あの人、いつか地獄を見るわ!」「神も仏もいない世界だな!神がいるなら、こんな不公平なことは有得ない!」等などと思う人もいるでしょう。
嫉妬心は醜い無意味な感情で、他人の不幸こそが、喜びになることさえあります。
でも、他人の不幸を喜ぶ人は、本当に幸せになれるチャンスを逃がしていることに気付いていないのです。
私たちは普段の生活の中で、神様、仏様を持ち出すときは、何かの祝日だったり、結婚式の日であったり、お葬式などの行事に偉大な神様の存在を意識します。
しかし、信心の心を持っている人であれば、神様は至るところに存在しています。
人が見ていなくても、正しいことをする行いは、誰かに評価して貰うのでなく、神様が見ているから、悪い行いは出来ないと信じて行動した結果が陰徳を積んでいる行為でもあるでしょう。
目に見えない神様、仏様、守護霊様、ご先祖様は私たちが気がついていなくても、常に私たちの側に必要な時に力を貸してくれています。
たとえば、あなたが料理を作っているときに、ナイフで指を切ったときに、その指の傷を癒そうとする体が血を凝固させて、傷の周りに新たな生命体である細胞を作り、癒して頂けます。
また、自分の子供に愛情を注ぐとき、神様の一部を表現しているのです。
心の中で平和を祈ることで、神様と同化出来るのです。
日々の生活の中で、神様は常に私たちに愛を注ぎ、平和と調和を築けるようにエネルギーを注いでくれています。
常に感謝の心を持って謙虚に生活をしている人は、何事にも前向きにチャレンジしていることでしょうから、嫉妬心など起こりません。
ポジティブであれば、必ず自分が描いている幸せを手にいれることが出来るでしょう。

さて、本当の幸せとは何でしょうか。
仏教的に言えば、迷いを断ち切って悟りの世界に達成することで、生死はなきものとなります。
しかし、私たちは自我を持ち、さらにはその自我を押し通し続け、その中に拘りが生じます。
その拘りがある限り、輪廻転生は永遠に続き、魂は霊界に戻り、また、霊界で修業を積み、この世でその成果を試みることが出来ます。
どうして転生が必要なんでしょうか。
それは、カルマ(業)があるからです。
この業こそが、原因と結果を生み出しているのです。
現在、ここに生きているということは過去の業の結果でもあります。
同時に未来にどこかの国で生まれ、どんな役目をするかも、ここで種蒔きをしているのです。
これを「因縁生起」といって、12の相があるのですが、思いっきり長くなりそうですし、ここでそれを綴っても、理解に苦しむでしょうから、保留にしておきます。
簡単に「カルマ」とは何だろうと質問されたとしましょう。
その答えは、あらゆる行為は、やがて自分に同じ状態で返って来ますし、「蒔いた種(もの)を刈り取る」行為でしょう。
そして、私たちが他者のために幸福と成功を齎す行為を選ぶことが出来るならば、私たちのカルマも幸福と成功を招き寄せることが出来ます。
キリスト教徒でなくても、誰もが、「自分が蒔いたものを自分で刈り取る」という表現を聞いたことがあるでしょう。もしも、幸せを手に入れたいのであれば、幸福の種の蒔き方を学ぶ必要があるでしょう。
そういう意味でも、精神世界、スピリチュアル、霊的、道徳の本を読んだりすることは大変良い行いだと思います。
ただ、「カルマ」と聞くとマイナスなイメージがあるでしょうが、カルマにも「プラスのカルマ」と「マイナスのカルマ」があります。
過去世にて清算しなければならないカルマはマイナス要素が多いこともありますが、陰徳行為、つまり、今風に言えば、宇宙貯金にあたるのが、プラスのカルマです。
日常生活の中で至るところで、無意識にどちらを選ぶか、選択をして今の自分がいます。
たとえば、誰かがあなたを侮辱したとしましょう。恐らく、あなたは傷つくことでしょう。
また、誰かがあなたを褒めたとしましょう。きっと、あなたは喜ぶことでしょう。
どちらの感情を選ぶかは、あなた自身が選ぶことが出来るのです。
私が尊敬する斉藤茂太さんのお母様の行動にて、戦時中に人が逃げている方向に逃げなかった為に、生き延びたというお話を本の中でされていました。とってもユニークなお母様だったそうです。
自分も周りにいる自分の愛する人達も幸せになるには、勝ち負けで選択しない方が良いでしょう。
愛を持って選択するのであれば、おのずと答えは出て来ることでしょう。

さて、カルマを清算すれば、嫌でも幸せになります。
3つほどの方法があります。
まずは、自分のカルマの負債を支払うことです。私たちは無意識に負債を支払っています。苦しんだり、悲しんだりする出来事を通じて、代償を支払っています。
様々な魂、過去世、現世において、カルマも魂によって様々ですから、誰のカルマが重い、軽い、誰のカルマの方が簡単そうだとか、比べることは出来ません。
本人のみが、理解出来るものです。

次の清算法は、自分のカルマの負債を清算している途中に、「気付く」「学ぶ」「新たな思考」にて、経験を活かしてして、地球の仲間である人間や動物に役に立つ行動に結びつくことを貢献することです。つまり新しいカルマです。
他のブログにて、私が素晴らしいと思う方で、川崎和男さんのメガネのお話をしていますが、28歳の時に事故に遭い、その後の素晴らしいアイデアで世界に貢献なさっています。
大きなカルマを乗り越えた方だからこそ、宇宙からのメッセージを受け取り、そのアイデアを形にすることで、地球の仲間である人類に役に立つアイデアやデザインが生まれて来るのでしょう。
マイナスのカルマを清算し、新たな決意にて、プラスのカルマに変えることが出来るのです。
私たちは自分のカルマから逃げることは出来ません。
その苦しみこそが、自分のカルマの清算なのです。負債を支払い、新しいプラスのカルマを作り出すことが出来るのも、自分自身なのです。

そして、3番目の方法は、自己(エゴ)を理解し、魂磨きを継続することです。
私たちは生まれて自我が芽生えてから、多くの汚れをこの世の生活の中で作り上げています。
それは、汚れた洋服を洗う行為にも似ているでしょう。何度も、何度も、その汚れた洋服を手洗いすることで、少しづつ、綺麗になるでしょう。綺麗にしないで、そのままの状態で死を迎えてしまうと、あの世に帰るのが恥ずかしくて、この世とあの世の中間で浮遊霊になってしまうことにもなります。
この3番目の方法は瞑想を実践することで、魂磨きにもなります。
ホップ、ステップ、ジャンプが出来れば、悟っているか、悟りに近い状態にまで達成していることでしょうから、執着心が無くなることでしょう。
執着心を捨てることで、宇宙からのメッセージが雪崩れのように、受け取ることが出来るようになります。
私たちは自分の中に天才的な才能を発見することが出来ることでしょう。それは、自分の中に神を発見し、その才能を人々の為に奉仕する行為は、他者に喜ばれる行為です。
喜ばれる行為をすれば、必ず、本当の意味での幸せがあなたの中で分ることでしょう。
つまり、あなた自身を良く知ることです。
ありがとうございます。