人間交差点

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こんにちは!
いつもありがとうございます。
ありがとうございます。
明日からプチ・バカンスでマルタ島へお出かけして来ます。
パフォスに住み始めてから、3ヶ月が経った。
ニコシアに5年間も良く住めたと改めて関心する。
首都のニコシアは海も近くになく、夏は40度以上、冬は6度ぐらいだったが寒かった。
パフォスは湿気が多いから肌には良いが、髪の毛がくねってしまう。
夕日を見ながらのウォーキングコースは西に向かって歩くため、まだプールでも泳いでいないが、地中海風なオリーブ色になりつつある。
海では大人も子供も自然の中を満喫している。
そんな風景を目にすると、「生」を感じる。
日本だと30歳ぐらいから肌を見せるのに抵抗があり、泳ぎに行きたいと思っても温泉に行ってしまう。温泉も大好きだが、自然の海水に浸かることで癒されることもある。
去年の暮れに念願の死海でぷかぷかが出来たが、デジカメを更衣室に置いて手ぶらで行ったので、死海の海水がどんな感じだったか、画像でご披露出来ないのが残念だった。
12月だったが、あの日だけは暖かかった。
まさか、泳げると思っていなかっただけにとっても感激した。
豚インフルエンザが流行している中、世界各国からキプロスの血族を引いている人たちがこの6月から秋ごろまでキプロスに帰って来ることが多い。
旦那がイギリスからオーストラリアに移動したときに、色々と助けてくれた友人もパースに住んでいるが、1ヶ月ほどキプロスに滞在する予定らしい。25年ぶりだと言っていた、「来週の火曜日に時間があるから会おう!」と連絡があったらしいが、その日はマルタ島から帰って来る日なので、残念だけど会えそうにない。
その友人はキプロスからクルージングに出かけるようなので、帰って来てからの再会になりそうだ。
来週末ごろには、義理の妹がギリシャから来るらしい。
7月ごろは義理の姪っ子が婚約者を連れてキプロス入りする。ニコシアに住んでいる姪っ子の赤ちゃんの洗礼式もある。彼女の結婚式に訪れた人数は2000人ほどいたから、洗礼式も凄い人数が予想される。
8月にも親戚が訪れる。
9月もアメリカからイギリスの結婚式に参加した後にゴットサンがキプロス入りする予定だ。
その間、旦那の元奥さん家族もキプロスに入りしそうだ。
体力が勝負になりそうだけれど、すでに夏ばて気味な私がいる。
これからもっと暑くなるなか、外を歩くだけでもしんどい。
でも、出会いには感謝だ。
今の時代、自分さえ良ければという自己中心的な人たちが増えているが、他人のお世話が出来るチャンスを頂けて嬉しく思う。
9月のゴットサンとの再会が終わったら、父の様子が気になるので2年ぶりに里帰りをしようと思っている。
旦那も同行して貰いたいが、休みが取れそうにないようだ。
大腸癌から移転して膀胱癌、胃がんになり、胃を全部摘出してから食事が思うように消化できないらしい、一人で食事、洗濯、掃除もしている。ご近所の方で父のところにご飯を食べる女性がいる。「私がその人が料理してくれるの?」と聞くと、「いや、ワシが作って山盛りのご飯を食べて帰る。」と言うので、「お茶碗ぐらいは洗ってくれるの?」というと、「そんなことはしない・・・。」と言いつつ、嬉しいみたいだが、あまり無理しないようにと告げると、「ありがとう!」との返答が帰ってくる。
先週電話で話していると、ころんだり、腕を擦り剥いたりしているというので、「食べたいけど吐いちゃうから・・・」と元気のなさそうな声だった。
「何を今日は作って食べたの?」と尋ねると、「かぼちゃの煮つけと魚の煮付けだけど食べれない」と言うので、「他は?」と聞くと「オロナミンCを毎日1本飲んでいる」と言うので「なんで、炭酸水は胃がないから止めたら?」というと、「XXさんが好きなんだよ。」との返答。「XXさんが好きでも、お茶にしたら。」「あと、体力がないときはポカリスエットが良いよ。」と言うと、「あぁ〜、ちょっと待って、ポカリ?何?」と何度も繰り返したが「ス」以降の発音が聞き取れないので、「分かった。後でXXさんの携帯電話に送って、紙に書いて貰ってスーパーで買ってね。」というと、「分かった。ありがとう!」と弱気だった。週に1度電話したり、毎日電話するときもある。テレビでお相撲や野球などのイベントがある時期は以外と元気だが、食事が思うように取れない様子で身長が高い方なので体重が47キロほどしかなく、体力不足だろうと思える。
おととい電話をしたら、とっても元気なので驚いた。
「どうしたの?」と聞くと、「分からないけど、ポカリを飲んだよ!これを水の代わりにチンするときに少し入れると美味しいね。」というので驚いた。
ポカリスエットとご飯?」どんな味か考えたがちょっと甘そう?と思いつつ、自作のレシピで元気になってくれればと思った。
一人ぐらしで病弱だが、余命3ヶ月と言われたが、もうすぐ2年が経つ。
これから老人が増えて行くが、家族と暮らせる老人は少なくなって行くだろう。
老人の父にも老人ホームを勧めたが、狭い部屋で難聴の父は他の人と話すのも気兼ねするし、一人でやって行けるところまでやってみたいという意志があるのを尊重したい。
戦後の高度成長期に真面目に働き、余暇の時間も少なく、汗水垂らして働いて来た昭和の人々には尊敬する。
そんな人たちを姥捨て山に捨てる行為は、国のカルマになってしまわないようにして欲しい。
新しい生命も尊いが、自分達を犠牲にして御国の為を思い頑張って来た人を粗末に扱ってはならないと思う。
人間、自分だけは人の世話にはならないと若いときに豪語していた人間でも突然の病魔や何かのきっかけで助けを必要にすることもある。
若いときに自己中心的でわが道を行っていた人でも、晩年にそのツケが跳ね返って来ることがある。
人間への愛を持って生きましょう。
周囲の人々を大事にして、お年寄りや子供に愛を持って接することで、自分自身の人生も豊かになります。
自分自身を知り、自分を愛することで、他者も愛することが出来ます。
自分自身を知ることは、自分の弱いところ、性格的な欠点を改善することはいくつになっても可能ですし、運命を切り開くチャンスにもなります。
そして、自分を知ることで、自分を見つめなおすことが来ます。
バランスの取れた人格になることで、深みのある人生を送れるでしょう。
お読み下さり、ありがとうございます。
ありがとうございます。

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