大震災で被害に遭われた方々へ

あれから２年が経った。
去年の暮れから政権交代があり、最近では日本では「景気」が良いという文字を頻繁に見かけることが増えた。
それはそれで良いとして、同じ日本人として、忘れてはいけないし、協力を惜しんではいけないと思う。
『喉元すぎれば熱さを忘れる』という諺がある。
「苦しかったことや辛かった事も、その時に受けた恩も過ぎ去ってしまえば忘れてしまうものだ。」と言う意味だ。
数年前は「不景気、デフレ」という言葉が相次いで、メディアでも、新聞でも使われていた。
その当時は自分たちも同じ心境だったからこそ、「絆」という言葉が心に響いた。
しかし、ここ最近は他の国で起きたかのように、温度差を感じる。
２０１１年の１０月から実家に帰ることになったときも、西に住む若い人たちに大震災の話題に触れたときでさえも、「そうでしたかね〜」という人も少なったことに驚いた。
だから、２年も経つと、さらに忘れてしまわないようにするためにも、被害を受けた人たちはもっと声をあげて要望して欲しいと願う。



謙虚は美学だが、待っていたら、復興予算も他の腹黒いところに流れていくことだろう。
綺麗ごとでは解決に向けて進むことは難しいだろろう・・・。
でも、　要望を負けずに信じて、国に懇願して欲しい。
お金だけでなく、心のケアもサポートして貰うようにお願いして下さい。
心から被害に遭われた方々へ、心の底から笑顔が戻ることをお祈り致します。
どうぞ、お身体をお大事になさって下さい。
合掌


☆画像はダウン症の女流書家　金澤翔子さんの作品です。