人生とは愛、人は愛することで霊的レベルが上がる



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霊能者として生まれ変わったことで一番辛いことは、人より先に悲報を受け取ることが幼少時代からありました。幼少時代は想ったことを母に話すと「家では言っても良いけど、誰にも言わないこと!」と念を押されていました。

「さっき、会った、あのおばちゃん、もうすぐ、あの世に還るらしいよ。」と私が母に言うと、「えっ!そうなの?」という受け答えの母でした。数日後、母はお通夜に行くからと言って出かけて帰って来た後に、「かこが言っていた通りだった。」と、母は寂しそうに話していました。

『どうしたらそんなことが分かるの?』と、思う方もいらっしゃると思います。「虫の知らせ」という言葉がありますが、色々な形で見せてくれます。

オーラだったり、その人の側にいる人のサインだったり、魂が幽体離脱して訪ねて来ることもあります。今回は仲良くしていた友人の死によって寂しい思いもした反面、長年会っていなかった人々とも再会することになりました。

ある晩に主人とある人の事を、赤ワインを飲んでいるときに話していました。私が「セント・マイケルの修道院で頂いたあの赤ワイン、美味しかったね。Pさん、どうしているのかなぁ?」と主人に話すと、「元気にしていると思うよ。」と主人。

その後、夕食を食べ終わり、寛いでいると電話が掛かって来ました。主人は「こんな、遅い時間に誰だろう・・・・。」と言いながら、固定電話を取って話しを始め、その後、他にも電話をしていました。「Eから電話で、Pが心臓発作で病院に運ばれたらしい。でも、Eは会いたくない、行きたくなくと、泣いている・・・。」と、主人マイケルが目を赤くしながら私に伝えてくれました。

「何とか、来るように促したから、月曜日にキプロスに来られるらしい・・・。」とマイケルが言ったので、「もっと、早く来られないの?」と私が聞くと、「主治医によると、今は安定しているらしいと言われた」とマイケルが応えました。「明日にでも、病院に行った方が良いのでは?」と私が提案すると、「大丈夫だから・・・。月曜日に空港まで迎えに行ってみんなと一緒に病院にお見舞 いに行こう。」と言われたので、「本当に大丈夫かな?」と私が確認すると、「大丈夫だよ。」と言われたので、それ以上は聞きませんでした。

土曜日の夕食のときに、私が「誰か来たね?」とマイケルに言うと、「えっ?何?」と聞かれたので、「誰か来ているよ。」と、言い返すと、「誰?」とマイケ ルが聞くので、「たぶん、Pさんだと思う」と言うと、「Pさん?」とマイケルが聞き直して来たので、「Pさんでしょう?」と、私が右側を見ていると、パチ パチ電球がして、「お母さんが迎えに来たの?」とPさんに訊ねると、電球がパッチ!として切れて、一瞬暗くなってしまいました。「ねぇ、明日、病院に行こうよ!」とマイケルに言うと、「でも、明日は用事もあるし、車で2時間以上掛かるし、月曜日に行けば大丈夫だよ。安心して・・・。」と言われました。

その夜、キャンドルにライトを灯、「Pさん、みんなが来るまで待ってあげて下さい。」と、お祈りしながら、火を見つめていると風もないのに、火がゆらゆらして消えてしまいました。その次の日、「Pさん、あなたの名前の日まで大丈夫だと良いね。」と言って話していたら、マイケルの携帯に電話が掛かって来ました。

「Pが今しがた、亡くなったらしい・・・。」と、泣きながら話を始めて、「Eたちに連絡するにも、今、雲の上で連絡出来ないけど、ドバイの空港に着いたら SMSテキストメッセージは見ることが出来るだろうから、送らないと・・・。」と、マイケルは寂しそうに小声で言っていました。「明日の空港へは僕だけが行くよ。みんな、感情的になり過ぎているだろうし、Pにはもう会えないし、お葬式の準備があるから、水曜日頃にお葬式にな るだろうから・・・。僕も仕事を休む必要があるから・・・。」と、感情が高ぶっているマイケルは長年の友人だったPを思い偲んでいたかったと思うので、猫 をマイケルの膝の上に乗せて、独りの時間が大切だと思いました。

水曜日にニコシアに住んでいたときに、随分前にイースターのときにPさんに会いに行ったときに、その教会にあるイコンを御神輿のように担ぎ、その下をくぐると祝福されるということで、潜ったことがあったことを思い出しました。キプロス正教会のお葬式には香典はなく、花輪を贈る習慣があるのですが、息子さんの呼びかけで、花輪、花は十分にあるから、そのお金をチャリティーに回して欲しいということで、古い教会の出入り口に受付嬢がいました。

私はすべて同じチャリティー団体だと思っていたので、一番手前の女性に寄付をすると、マイケルが「そこは腎臓関係の寄付団体だよ。Pは、心臓で亡くなった ので、そこじゃないよ。」とマイケルに指摘されてしまいましたが、「そうなの?では、心臓関係のチャリティーの方にも、寄付しますね。」と、寄付しまし た。「その隣の男性の方は何?」とマイケルに訊ねると、「教会関係みたい」と言うので、そこにも寄付しました。

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棺桶が運ばれて来る前から、大勢の人が集まっていました。

向うから自分は誰々の親戚です。と握手したり、キスしたり、小雨も降り始めて、寒く感じました。時間より遅れて霊柩車で運ばれて来たPさん、小さな教会から多くの泣き声が聞こえて来ました。

私と主人はPさんとは去年楽しい時間を持てたので、Pさんの姿が見えないところでキャンドルに火を灯、僧侶の祈りを聞いていました。その後、Pさんはお母さんが眠るお墓に運ばれ、オリーブ油、聖水、お香とともに、埋葬されました。

多くの人々がPさんを偲び、世界中からPさんとのお別れを涙を流しながら惜しんでいました。Pさんを尊敬していた長男のCさんは死に目に会えなかったことが悔いに残り、「もっと早く来れたら、最後にお父さんと話すことが出来たのに・・・。」と何度も母親に言っていたそうです。

喪主を務めたCさんは、キプロスに来てから一睡もしておらず、疲れた様子でした。その日は、その後、親しい人達でPさんの話をしながら、隣に座った人はPさんの同級生ということで、新聞で悲報を見て、駆け付けたらしく、色々と話をしてくれました。

Pさんのお葬式に黒ずくめのイスラム教の女性かと思う人がいました。Pさんの従姉妹でキプロス修道院に身を置いている方らしく、私がPさんに最後のお別れを言って教会から出て行こうとしたら、行き成り、手を握られました。

「お名前は?」と聞かれました。マイケルが後ろから来ているので、「私の主人です。」と、拙いギリシャ語で言うと、優しい声で「ありがとう」と言われました。

Pさんの次男はマイケルのゴッドサンですが、Eさんが小さい頃に離婚したので、そのトラウマがあって、お葬式に来ることも拒んでいました。何かあると、Eさんはマイケルに相談してくることが多いので、実の父親の存在よりも、洗礼を受けたゴッドファーザーを信頼している様子でした。

Pさんと私が初めて会ったときは、PさんがアメリカのLAに暮らしているときにキプロスにいるお母さんに会いに来たときに、息子2人もLAから来たときに、会いました。最初のPさんの印象はサイキック?霊能者?というイメージでした。

眼が他の人と異なるので、「この人は視えるのか?」という感じで、会話を始めました。ハリウッド映画業界で働いていたこともあり、多くの若手俳優を日本に連れて行ったり、オーストラリアにも行ったりしたことを話していました。

そこで、私が「女優のシャーリーマクレーンに会ったことがありますか?」と聞くと、「何度かあるよ。」と言うので、「もしも、将来、アメリカに行くことあ れば、会わせて貰える手配は出来ますか?」と訊ねると、「約束は出来ないけど、何とかして見るよ。」と笑顔で言ってくれたことを覚えています。 女優としてでなく、元祖スピリチュアルの先駆けで「アウト・オン・ア・リム」という本を世に出し、ドロドロした霊能者のイメージを変えてくれたことに感動 したことを覚えています。その約束は実現しませんでしたが、キプロスに移住してから、高次元のエネルギーを放出している方々と会える機会に恵まれました。

Pさんもその1人でした。Pさんの生き方は真面目な人からは破天荒な生き方だったと思います。

マイケルの親友でいまでも仲良くしている最初の奥さんの生計で、イギリス国籍を収得し、ロンドンで生まれた子供たちを自分都合でアメリカに連れて行き、あ る時期、映画業界で羽振りも良くなり、その後、離婚し、2度再婚し、一時期はイタリアでフード番組のプロデュースをしたりしてイタリア語もペラペラでし た。お金が無くなると、長男に相談していつも融通して貰っていました。

ある時期は仏教徒になったという話も聞いたり、ふと、気づくとギリシャの聖山アトスに長期で滞在したり、定住することはなかった様子です。多くの人々がPさんに振り回されていると思います。

マイケルはとくに何度も振り回されている様子です。でも、憎めない人を象徴した人でした。

ゴッドサンとも久しぶりの再会でしたが、話せる状態でないので、パフォスに来るようにマイケルが促していましたが、自分たちがお泊りで行った方がお互いに気を遣わなくて良いかも知れないということで、再度、ラルナカに行きました。彼らが宿泊している場所から、遠くないところにホテルを決めて、チェックインしていたら、マイケルの携帯に電話が掛かって来ました。

「今、どこ?」というと、「アイスクリーム屋がマンションの下にある場所・・・。」だと言うので、「どこ?」というと、何やらややこしいので、私が「きっ と、Gさんのアパート、あそこだよ!(超お金持ちの友人が所有しているマンション」と言って、車で行かず、歩くことにしました。Eさんの友人はドバイに今住んでいて、わざわざ、親友のお父さんのお葬式に参列してくれました。初めてのキプロスでしたが、LAでも何度か会っているので、お別れをしたくて、駆け付けてくれたそうです。

空港まで送って行くからと長男Cさんがマイケルと私に告げて、その彼と握手して別れました。マイケルは建築家の人と話し始め、私はEさんのお母さんでマイケルの親友のCさんと話を始めました。

今回で2度目の再会でしたが、行き成り、「私の趣味はこれなのよ~」と言いながら、iphoneをバックから取り出し、なんでも鑑定らしい感じの物を集めてオンラインで販売している様子でした。「で!まだ、ピカソは見つけてないの?」と私が聞くと、「ゴーギャーンかも知れないという絵を買って、友達のほぼみんなが本物だわ~と言って、大騒ぎして、結果的には、偽物でがっかりしてからは、自分で勉強しているだけど、これ~どう思う?」と聞かれた。

「良い絵ですね。」と言うと、ニヤニヤしながら、「これ、$1800で売ったのよ!」と教えてくれました。「でも、元(もと)は5ドルぐらいだったかな?」と話してくれて、「これも見てみて」と、目をキラキラしながら、「いくらでこれ買ったと思う?」と 聞かれて、「あの絵が、5ドルだから、3ドルぐらい?」と応えると、「1ドルよ!」と言われて、その値段にびっくり!していたら、「これ、1ドルで買った のだけど、どこどこの作家さんで、本物らしく、これよりも小さいものが3000ドルだから、3500ドルで売ろうと思うのよ?どう思う、良いでしょう?」 と、私に同意を求められても困るのだけどと、思いつつ、「いいじゃない?」と言い返してしまう自分がいました。

美味しいアイスクリームも食べたし、ホテルに帰ることにした。Cさんと話しながら帰ると、何度も何度も立ち止まるので、マイケルとEさんと、私とで、地中海を眺めながらスタスタと歩きながら、10年ぶりの再会を楽しみながら、会話を楽しみながら、「歳を取るのは早いね~」と3人で言いながら、彼らが泊まっているホテルに着きました。

Pさんの弟さんとその娘さんと、息子さん、みんな合わせて9人で夕食を取ることにしました。初めて訪れるキプロスレストランでとても気さくなトニーさんという方が現れました。

中よりも外の方が良いよ~とCさんがすでに座って待っていた。

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私はCさんの隣に座ることになり、目の前には長男のCさんが座りました。

キプロス料理には「メゼ」というコース料理があるのですが、オリーブ、サラダ、コース料理のような物が食べきれないぐらいテーブルに運ばれて来ました。食べて、食べて、攻撃・・・。

ある程度、食べ終わって来たぐらいから、何となく、みんなに笑い声が聞こえて来ました。みんな、バラバラに何やら話をしている感じで、Cさんが建築家のPさんの肩を抱いて、「あなたの幸せを祈ります!」と告げると、Pさん行き成り、「僕は祈りとか、奇跡とか、絶対に信じない。祈ったところで、何が変わるの?奇跡というのは起こらない!」と語り始めました。

「ついでに、言わせて貰うと、エネルギーとかそんなものは科学で証明されてないから僕は絶対に信じない!」と、言い始めて、みんな、何が始まったのと顔を見合わせていた状態でした。私が「輪廻転生は信じる?」と訊ねると、「はぁ~!」と大きくため息をつかれて、「科学で証明されないものは、僕は絶対に信じません。」と、呆れた顔で言われてしまいました。

マイケルは聖山アトスにも滞在したことがあるので、私以上に霊的にはレベルが上で、エネルギーの話をPさんに言い始めて、いつの間にかにディベートが始まりました。私がCさんと話していると、Cさんの骨の異常を感じるので、マッサージを私がしてあげていると、小さな女の子とおばあちゃまの姿が視えました。

彼女には私が何をしているか、聞かれる度に、「ネットで仕事」をしていると言って来ました。それは他の人でマイケルの親戚や友人のリーディングをすると、私が疲れていても、嫌だと言っても、ドアから出させてくれず、「なぜ?私のところに遊びに来ないの?」と言われる度に、本当のことは言えません。

マイケルにも「リーディングすることになったら、帰るからね。ちゃんと、言ってね。」と、その我の強い親戚には困り果てています。今年の夏、マリア様の上昇の日の祝日に山に久しぶりに義理姉夫婦と会い、気分をよくして、同じ方向だから、帰りにちょっとだけ、親戚の別荘に立ち 寄ったら最後、「占って頂戴!」攻撃、「勘弁して欲しい、貴重な休みなのだから・・・。」と言っても、私の言葉は無視され、押し切って帰ろうとすると、仁 王立ちで目の前を遮られてしまい、「本当に、今日は無理です。」というと、「何で!」と言われて、説明したのですが、負けました。

では、5分だけねと言って座らされてしまい・・・。30分ほども質問攻め、マイケルも他の男性陣は「もう、帰る時間だから、やめなさい!」と言って貰い、やっと、解放されました。そんなことが多いので、自分の職業は極力言わないようにしています。言ってしまうと、列が出来ると冗談で言ってしまいます。

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その夜は、何となく手を握っていると、見てあげてとPさんの声が聞こえたので、小声で彼女の側にいる女の子と母方の母、Cさんの御祖母さんがいたので、リーディングをし始めました。

Cさんには孫娘がいるのですが、その彼女に似ているので、最初は気のせいかなと思っていましたが、スピリチュアルワールドにいる女の子だと教えてくれたの で、もう、その事を告げ、名前をつけてあげると良いと思う、多分、お孫さんと同じ名前であなたが好きな名前だから、来世では親子になれると言っています。と、伝えると、Cさんは、「誰も知れないことをあなたには分かるのね。やっぱりね。あなたはそういう才能を持っていると初めて会ったときから思っていたわ・・・。もしも、お客さんが必要なら、私の親戚や友人も紹介するわよ・・・。」と言って頂きました。

Cさんは、ビバリーヒルズに住んでいて多くの著名人を知っているので、「大変有難いのですが、あまり有名にはなりたくないのです。」と言うと、「私の友人 で、アメリカのサイキックテレビ番組に出ていた彼女もあなたと同じことを言って、今は特定の人を鑑定しているわ~。もう、テレビに出たくないと言っている わ。もう一人の友人もテレビに出てたけど、もう、亡くなってしまったわ・・・。」と、しみじみと語られていたら、行き成り、キラキラしたつぶらな瞳の視線 を感じ、ふと、見ると、「私も見て貰える?」と聞かれ、血の繋がりは無いけど、叔母様であるCさんが視てあげてと言われて、見ることに・・・。キプロス人とアイルランド人のハーフの20歳の彼女。

私が「最近、彼と別れたわね~。」と始まり、質問攻めに・・・。他の人達の目も気になり始めたので、「またね。」と言いながら、美味しいキプロス赤いワインをすこし飲みました。

赤ワインを飲むと、さらにサイキック能力が色付になるのと、あと、仕事でリーディングしているのではないので、絶対に当てなくてもいい!リラックス出来るので、逆に当たるみたいです。まるで、ジャッキーチェンの「酔拳」のように、飲めば飲むほど、何とか・・・。になりそうでした。

目の前に座っていたPさんの長男Cさんはアメリカでもメジャーな雑誌会社Pマガジン(ウサギのマーク)で長く勤め、今は有名なDチャンネルで働いています。彼曰く「昨日、ご飯食べに行ったら、行き成り、隣に座っていた人があなたは早死にすると言われたのが気になるので、そこだけ見て貰える?」と言われたので、「いいよ!」と言って、席替えして、可愛いNさんはしぶしぶ、自分がいた場所へ帰って行きました。

ふと、後ろを見ると、マイケルと建築家のPさんが未だにディベートをしている感じで、立って話しをしていました。Cさんを見ると、「長生きし過ぎるぐらい長生きだよ。多分、心臓に問題がなければ、90歳以上は生きそうだから、大丈夫だよ。それよりも、今後、凄 い大金を手にいれるチャンスが待ち構えているけど、名前を貸したり、パートナーとして誰かと仕事を始める可能性が出ている、でも、今の会社は安定している し、給料も凄く良いから・・・。騙されないように気をつけてね。最低、見えるのは、15億、16億だから、でも、騙された場合はゼロになりそうだけど ね。」と言うと、周りからお~という声が、序に、「もしも、騙されなくて、それだけのお金を手に入れたら、私にも寄付してね。」と冗談で良いと、「もちろ んだよ!」と言ってくれて、他の人が僕の番だよね?という感じの視線が・・・。

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まだ、後ろでエネルギーの話をしている男2人がいました。

アイルランドに住んでいるPさんの弟さんが次に座りました。 とても平均的で良い人でした。優しい人で、女運がない感じでしたが、お父さんとしては大変立派に子育てをしているという印象を告げました。

「ただ、とても気になるのが、あなたの左側の腕がとても痛みを感じるので、病院で検査をするか、適度なストレッチとか、マッサージとかして、首から来る病 気かも知れない。」というと、「そうなんだよ。左側で一番、この腕が痛くて眠れないときもあるんだ。ありがとう。」と言って、ハグしてくれました。もう今夜は疲れたので、赤ワインをゴクリと口に入れた瞬間に、建築家で理論派のPさんが「僕も待っているよ~。視て~」と両手を大きく広げて来ました。

私はあれ?マイケルと科学の話をしていたPさん、リーディング必要なの?と思いつつ、周りの注目を浴びながら、座りました。「みんながいる前で、もしかすると、知られたくないことも言うかも知れませんが良いですか?」と訊ねると、「大丈夫ですよ」と応えてくれました。

「14年前ぐらいだと思いますが、あなたの人生が変わることがあったと出ています。多分、そのとき、あなたが愛する人と別れたと思いますが?」と聞くと、 Pさん「14年前、何もなかったよ。」と返答。「そうですか?その人とは同棲というか、結婚というか、この国では許されていませんが、その方をあなたは今 でも思っていると思いますが・・・。」と遠回しに聞くと、目をぱちぱちさせながら、「14年前に人生が変わったことがあったよ。」と後出しで言い始めて、 周りはだから、最初から聞いているけど?というジェスチャーをして、Cさんがみんなに黙るように指示し始めて、私も顔を見て、どうぞというような感じで、 「えっと、あなたが好きな人は女性ではなく、同性ですよね?」と言うと、Pさん、大きな声で「誰か、僕の過去をカズに話したの?誰?」と言われて、みん な、沈黙のまま、誰からも何も聞いていません。と私は思いつつ、「今、あなたには大きな柵と責任があります。でも、それというか、その人から解放されると きが5~6年先にあるでしょう。そのときに、あなたは幼少時代に抱いた夢を実現させることが出来ることでしょう。」と言うと、Pさんは興奮状態になり始め て、みんなにどうやら聞いて欲しいという感じになりました。「僕、日本に行きたいと思っているけど・・・。どう?」と質問されたので、「日本?同じ島国でも・・・」と言っていると、Pさんの顔を見ていると はっきりと色付でNZのマオリ族の顔が浮かんで来ました。それも、彼の過去世ではマオリの入れ墨を顔にしていました。マオリのお守りも裸で胸に着けている のが視えました。

そのまま言ってもいいか悩みましたが、「あなたの過去世でいま、影響を与えているのは、NZでマオリ族だったころの秩序を守る的な感じがあるため、デリ ケートだけど、批判好きなところがあるようです。あなたはまさしく島国根性があり、KIWIだね。」と言うと、「KIWI~僕ね、最近、初めてラグビーの Wカップ杯を見たんだ。そのときに、チームの中で行ったこともないし、KIWIとか初めてNZ人のことをそう呼ぶことも知って、どこか懐かしく、なぜだか 分からないけど、頑張れ~って、応援したよ!」と言われて、「僕はきっと、マオリだったと思うとそのとき思ったよ。」という発言に、周りも顔を見合わせて 驚いた表情でいました。最後にお礼の言葉を頂きました。

「何だか分からないけど、温かいエネルギーに包まれた気持ちになれた、本当に、本当にありがとう」と言って、大きなハグをして貰いました。そして、立ち上がり、男たちはみんな「エネルギーは信じるの?」と聞かれ、「信じる!」と応えていました。

その後、爆笑!他の人も見て貰いたい感じでした。

Pさんがクライマックスで良い感じでした。完全にスピリチュアルワールド(霊界)に還ってしまう前に、Pさんがみんなをキプロスに呼び寄せ、会うことが出来ました。

最初の奥さんも立派だと思います。Pさん自身の人柄と陰徳もあったでしょう。

何も持たない人間ほど強く、この世に人は魂を成長させるために何度も転生を繰り返し、人を愛し、人を赦すことも学びながら、真理を追い求める旅が続けて行くのだと実感しました。ありがとうございます。

God bless you!  (神の祝福がありますように)

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