思考があなたの運命を支配している

思考があなたの運命を支配しているcanstockphoto5193932

あなたの家族、あなたの友人、会社の上司や同僚達も、歳を重ねています。

 

歳を取ったことが分かるのは、やはり、肉体の衰えではないでしょうか?

 

日々の生活で一緒にいる家族の変化や頻繁に会う友人の変化はそれほど感じないときがありますが、急に、その人がとても綺麗に変身したり、その反対に数十年ぶりの同窓会で再会したときに、昔はクラスの中で美人だったのに、周りの同級生も「あの人だれ?」と、気づいて貰えない存在になっている人もいます。

 

良い人相に変わっていれば良いのですが、眉間に皺を寄せて、怖い顔になっていたり、笑顔が見られない人相になっている場合は、会わないでいた間に、その人の人相を変える出来事が訪れた可能性があります。

 

私事で申し訳ありませんが、ここ最近、数十年ぶりに再会した人が数人います。

 

体重も増加し、髪の毛も薄くなり、皺も増えましたが、「昔と変わらないね」と、言われることがあります。

 

私自身は思い切り変わったと思っていますが、周りの印象は「変わらない」との事で、それは思考がある程度、平穏でいられるからだと思います。

 

若い頃の方が、色々な意味でのストレスで息を吐くだけでも辛い時期もありました。

 

その頃と比べると、周りの人々にも恵まれて、さらに、太陽の恵み、植物、ハーブ、良質な塩等を身体に取り入れることが出来ているからだと思います。

canstockphoto25323727

睡眠療法で有名なエドガー・ケイシーもこのように言っています。

 

『美しさは内から湧き出るもので、外面の造作のことではない。見た目の美しさはやがて色あせる。しかし、命の美しさ、人間の美しさは、その人間性を通して光り輝き、決して色あせることのない美を与え続ける・・・。外見や顔かたちを整えようとする前に、人は自分の理想を整えなければならない。魂の奥底が輝き出すならば、外見の美しさは自然に現れるのだから・・・。』

 

誰もが、例外なく、魂がキラキラしている魅力的な顔に私たちは惹かれます。

 

それは当たりまえのことだと思っている方もいらっしゃるでしょう?

 

そんな魅力的な顔はどうやって作られるのでしょうか?

 

それは、「人相」です。

canstockphoto31573909.jpg

 

顔全体ではなく、「顔つき」が、年齢を重ねると変化して行きます。

 

顔というものは、努力をしてきた人の顔には品格が生まれます。

 

その人相、顔つきはどのように変化して行くのでしょうか?

 

その答えは、「思考」つまり、「脳」が、顔つきを変えているのです。

 

魅力的な顔つきになるには、どうすれば良いのでしょうか?

 

それは、「脳=思考」を明るくすることです。

 

簡単なことなのですが、心のクセは自分で自分の事を知り、そして、前向きに努力し続けることです。

 

「ローマは一日にしてならず」と、いう諺がありますが、思考も変えようと思っても、同じようなクセが戻って来ることがあります。

 

もしも、あなたがこれから婚活や自然な出会いによって幸せな結婚をしたいと願うのであれば、運を呼び込む顔を作るためにも、自分の顔をよく見て下さい。

 

男女、関係なくして、鏡を見て下さい。

 

例えば、誰かと初対面で会った時、私たちは第一印象や直感で相手を判断します。

 

この判断は、知らずして知識の中に、観相をしています。

 

出会いの中にあなたに縁のある人を見分けることで、あなたの「運」が変わります。

 

しかし、人の顔は観察出来ますが、自分の顔は見ていない人が多いのです。

 

女性であれば、すっぴんの顔は寝る前の歯磨きした時ぐらいという人もいらっしゃるでしょう。

 

ですから、鏡をみることは重要です。

 

自分大好きな人は、鏡を見る機会が他の人よりも多いでしょう。

 

歳を重ねた人の皺を「人生の年輪が刻まれた」などと言うことがありますが、若い人も同じように、その顔には、それまで生きた歴史が刻まれています。

 

観相師が見れば、その人の生まれた性格や、どんな風に育ち、どんな考え方をするのか、知性や感性、力量、それまでの失敗や成功、さらには、どんな恋愛をして来たのかまでも、顔というキャンバスに描かれています。

 

人の顔には、その人の情報が詰まっています。

 

観相学は占いではありません。

daruma3

 

仏教僧で中国禅宗の開祖である、達磨大師が「人相のもとは脳にある」とする研究をして、中国、朝鮮の皇帝へと受け継がれて行きました。

 

「達磨さんが転んだ」というフレーズは知っている人は少なくないでしょう。

 

でも、達磨大師とはどんな人?と思う人もいらっしゃると思いますので、簡単に説明します。

 

達磨大師は、インドで若くして悟り、伝道師として中国に渡りました。

 

しかし、命がけでシルクロードを越えて、中国に行きましたが、当時の中国な戦の真っ只中で、誰も達磨大師の仏教の教えに耳を傾けてくれませんでした。

 

その後、長い間、9年間、壁に向かい瞑想をし続けました。

 

その時に、人の顔はみんな違うことに気づきました。

 

同じ顔の人はいないこと、そして、性格や職業によって共通点を見つけ、さらには、吉凶を表わす顔の分類までにも到達しました。

 

生まれた子供は親から引き継いだ顔形だけではなく、その人の育ちや学んだことが、顔を作り上げているということに至りました。

 

達磨大師は混沌とした中で、不安に怯える人達に「あなたの運勢をみて差し上げましょう」と、人の顔から運勢を見る事を始めました。

 

ちなみに、日本の禅宗を広めた人は、道元師です。

 

禅宗は座って悟というイメージを持たれるのは、達磨大師が長い瞑想の時間をきっかけに生まれたのが禅だからです。

 

座ること(座禅)により頭を空っぽにし、顔を治すという座禅の教祖でもありました。

 

その達磨大師は、1人ひとりの思考の中にある考え方によって顔は描かれていること、そして、それは変化すること、それは、まさしく「思考こそが、顔つきを変える」ことを意味しています。

 

中国の皇帝などが、庶民に教えなかったのは、先祖は七代まで遡ると考えていたからです。

 

近年の遺伝子行動学でも、遺伝子の影響は七代まで遡ることが研究にて証明されています。

 

1500年以上前に、顕微鏡や医学も発展していなかった時代の達磨大師がすでに発見されていたことには驚かされます。

 

その思考が出来るまでには、段階があります。

 

3歳、10歳、20歳という、3回の節目があります。

 

canstockphoto34109429.jpg

 

日本では表現される「三つ子の魂百まで」という諺があります。

 

意味としては、《幼い頃の性格は、年をとっても変わらないということ。》

 

3歳で自我が生まれ、10歳で大脳ができあがり、20歳で人間の成長期が完了し、成人になり、大人として生きて行きます。

 

顔の素材を見る前に、その人を見た時に、明るい印象を受けるか、暗い印象を受けるか、どちらかになります。

 

ですから、もしも、運を良くしたいと願うのであれば、この印象さえ変えてしまえば、明るい印象を齎すことが出来れば、あなたには運が良くなる兆候があるということです。

 

もう少し、はっきりと運気を上げたいと願うのであれば、目と眉を変えることです。

 

特に女性は、お化粧で印象を明るくすることが出来ます。

 

人によっては、眉をそり落としている人がいますが、眉は観相学の中で大事な部分ですので、剃り落としてしまうと、後々、運気が下降する時期が出て来ます。

 

描き足すぐらいの方が、運気を上げることが出来ます。

 

観相学では、メディアで騒ぐ美人であっても、逆に、運勢としては、苦労するという人相があります。

 

人の造作は数ミリほどしか変わりません。

 

微妙な違いだけで、人の顔の印象が変わります。

 

特に、婚活を頑張る人は、眉は顔の中で印象を大きく変えるパーツであり、眉を変えるだけで運命さえも変えられると言えるほど、重要視します。

 

人の顔には、良い運の顔だけの相とか、悪い運の顔だけの相といった偏った例はありません。

 

必ず、その人の人相には、良い面と悪い面の両方を備えています。

 

人生の運気は5つの運気が主流となります。

 

目と眉を見ただけでも、その人のそれぞれの形によって、性格、財運、愛情運、仕事運、健康運、人気運が分かります。

 

良い面は強調し、悪い面はカバーして行くことで、必ず運は好転して行きます。

 

中年以降は、あなたの持っている運が必ず、顔に現れます。

 

特に、人生の重要な曲がり角に差し掛かる時や、大きな運、不運が訪れようとしているときは、必ず、顔に変化があります。

 

いつも、申し上げていますが、その顔を作る素である思考はプラス思考であり、環境、人間関係、食べる食材、身に着けるパワーストーンも大事です。

 

常日頃から、良い思考・想念を持ち、顔つきを明るく心がければ、そうすれば、運を呼び込む顔を出すことが出来るでしょう。

 

さらに、幸運体質を維持するためには、ご自身の運だけを考えるのではなく、人を思いやる心も大切です。

 

「運」は、謙虚に自分を見つめ、常に、感謝をする者に与えられるということを忘れないで下さい。

 

ありがとうございます。

canstockphoto23769729.jpg