運命は意志で変えられる

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いつもありがとうございます。
ありがとうございます。
お彼岸の時期が訪れて来ましたね。
ご先祖あっての私たちですから、お時間がある方はお墓参りをなさることをお薦め致します。
お墓参りが出来ない方は、手を併せて「ご先祖さま、いつもありがとうございます。」と太陽が昇る東に向かって声に出して言って下さい。
ちゃんと、ご先祖様は聞いております。
季節は変わりつつあります。
しかし、四季がある国であれば、自然の法則で春夏秋冬が順番通り訪れます。
太陽は東から昇り、必ず西に沈みます。その作用によって、朝、昼、夜と順番に変化して行きます。
春になり、それと同時に動き出す動物達、植物達、夏になると繁殖する生き物、次世代の為に子孫を残す為にも、活動する生き物、その後、秋が訪れ、冬にかけて、休息の時期を向かえます。
このような自然界のリズムは、私達人間が誕生していない遠い昔から存在しています。
私たちがテレビ画面で目にする光景は、微妙な変化がこの地球にも訪れていることを意味しているのでしょう。
私たち人間の運命も自然界の法則も、規則正しく活動する中で微妙に変化していることでしょう。
たとえば、ある各火山は何千年もの間、全くといって変化が見られないのは、私たち人間が知らないだけで、春夏秋冬の季節と同じように、規則正しくリズムを繰り返しているのです。
活動する時期と、活動しない時期の違いです。
地球にも公転運動が作用しているように、目に見えないだけで、各火山、そして、身近な川、海、森、山なども変化しています。
そして、私たち人間も規則正しく自然の法則に従って活動しています。
大自然に生きる動物達と少し違うところは、私たち人間は意志を持って生きる生き物。しかし、私たち人間でさえも、この大自然の一部分であり、私たち人間はその中で生かされている存在であることを理解することで、人の運命の中にも、このような自然界の規則正しいリズムが関係しているのです。
文明が急速に進むにつれて、心も身体もめまぐるしく変化しています。
時計の針でさえも、少し前よりも早くなって来ています。
現代人の運命はこの水がめ座の時代に突入してから、運命の循環法則が短命になって来ています。私が好きな古代ギリシャ人のイソップのお話の中にそれを象徴する物語で「うさぎとカメ」があります。
何事もスムーズに行き若い頃から苦労もせずに名声、富を築いた有名人が、次々とスキャンダルに襲われて失敗して、すべてを失ってしまう、物質面だけなら良いが、命まで失ってしまうこともあるでしょう。
故ダイアナ妃は、運命でいうと「冬」の時期を無視して行動してしまった為に、謎の死を迎えてしまいました。
大自然の中で吹雪の荒れ狂う時期に、山の頂点を目指して歩く人と同じように、自分の運命を浅はかな考えで、時期を間違って行動すると、すべてを失ってしまいかねないでしょう。
運命学は自然の法則と同じです。
ある著名人は順調に多くの名声、富、多くの素晴らしい賞などを手に入れたが、性格が短所だったり、感情的な性格が仇になり、周期的に春から夏の時期は周りも目を瞑り、どうにか調和を保っていたが、突然、「冬の時期」が巡って来たことで、本来の性格が表に出て、悪事が表面化されてしまうことがあります。
ここ最近のニュースなどは、まさかと思う大企業の社長の悪事などは、みずがめ座の時代とさらに本人の冬の運命の時期が交合して表面化した出来事でしょう。
人間の運命は交互に繰り返すリズムで成り立っています。順調に幸福な時期、そして、調子が崩れる時期。
歴史上で名を残す人たちの多くは、自然の法則を理解していました。
たとえば、ある芸術家は素晴らしい功績を20代から30代に掛けて築きあげました。その後は厳しい時期が30代後半から40代に掛けて続くことを知っていたので、大自然の中に身を置きながら、沈黙の時期を静かに過すことで、さらに素晴らしい作品を描いたり出来ます。
どんな人物であれ、運の変化は生きている間、大きな波、小さな波と同じで反作用します。
若い時に急速に多くの名声、富を手に入れた人であれば、冬の時期は静かに他者の為を思い、謙虚に活動することで、さらなる春の訪れと共に、光り輝く時期がさらに訪れます。
しかし、私たち人間は一度美味しい思いを味わうと、いくらこれから冬が訪れるから、冬支度をしておいて下さいと告げても、無視する為に、予想外の問題を抱えてしまうことになります。
では、この「冬の時期」にはどうすればよいでしょうか。
私たちは何も出来ないのでしょうか。ただ、運命の流れに身を任せるしかないのでしょうか。
動物と人間の違いは何ですか。そう私たちには「知恵」が備わっています。
その知恵を使うことで、苦しい時期も乗り越えることが出来るのです。
バブル景気の後遺症から、抜け出せない人も少なくありません。
浮かれたバブル期に踊らされて美味しい思いを味わった人たちは、失った物が多いでしょう。そんな味わいにも躍らせることなく、地道で堅実に歩んで来た人達もいます。
しかし、国の運命が「冬の運命」の時期に差しかかる場合もあります。
さらに、地球の運命が「冬」に差し掛かる時期であれば、忍耐、沈黙の時期を味わうことになります。
だからと言って、マイナス志向ではいけません。
冬の時期には、冬の時期にしか出来ないことがあります。
雨の日と同じように、雨が降っているからと言って、マイナスに捉えてはいけません。
冬の時期が過ぎれば、必ず、春が来ます。
厳しく辛い時期は終わりを告げます。
その冬の間、出来ることをすることです。もちろん、「冬」の時期に浮かれて夏と同じ洋服を着ていれば、凍えて死んでしまうことでしょう。
ご自身の冬の時期を理解することで、無理しない時期を理解出来ることでしょう。
運命を知らずに、走り続けるとどうなるでしょうか。
自意識過剰な人、自我が強い人は、苦しい時期も無理して頑張る人が多いようです。でも、走ればゴールに到着出来るとも言えないときもあるです。
手の施しがない状態になっても、暴走する人がいます。
冬の時期を理解した上で、やることをやれば、新しい春の到来と同時にスタートすることで、スムーズに物事が運んで行きます。
運の衰退期にどのように過すかによって、次の運のチャンスが訪れたときに差が出てきます。
運命の良しあしは、実は逆境にあるときのその人の過し方によって変化するのです。
もしも、あなたがこれから「冬」の時期に突入する運命を知っているならば、この3つをすることをお薦めします。

・正しい呼吸法
・正しい瞑想
・正しい食事

物質的なことへの関心は、自己との対話が出来ないままでいます。
自分がこれからどうしたいのか、これからどのような生き方をしたいのかということを理解する為にも、自分自身を見つめ直すことが出来る時期だと思って、この3つを行って下さい。
必ず、心の目が開くことでしょう。
ありがとうございます。
合掌

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