2010年は活発な年

2009年は多方面で終結と出発を結ぶ年になりました。新しい事が始まる年を迎えた年でもありました。
2010年をより良い方向へ迎えるには、年末年始に掛けて、物質的にも古い物は捨てること、チャリティーに寄付しても良い物はどんどんと差し上げましょう。友人や家族に差し上げても良いのですが、全く見ず知らずの団体に差し上げた方が心の大掃除にもなります。
私達夫婦も新居の改装と同時に今年引っ越して来たばかりの住まいでしたが、大掃除中です。
靴や服も一度しか着なかった物なども思い切って、ホスピス系の運営のチャリティーショップに寄付する予定でいます。
さて、一時期、巷を騒がせたノストラダムス予言ですが、最近、2012年の年末にこの地球が滅びる説がメディアを騒がしている様です。
私は最近タルムードを研鑽中なのですが、このストーリーをスピリチュアルを学び続ける方へ捧げます。

ある船が航海を続けているとき、風が強く、波が高くなって、ひどい大しけとなり、船は航路をはずれてしまった。
朝になると、海も静かになって、きれないな入り江のある島がそばにあった。船は入り江にいかりをおろし、しばらく休むことにした。その島にはきれないな花が咲き乱れ、おいしそうな果実をつけた樹々があって、きれいな緑の木陰をつくり、鳥がやさしくさえずっていた。船の客たちは、5つのグループに分かれていた。
第一のグループは、自分たちが島にいる間に、適当な風が起こって船が出て行ってしまうかもしれないので、いくらこの島がきれいでも、われわれは自分たちの目的地に早く行きたいといって、全く上陸せずに船に残った。
第二のグループは、急いで島に上陸して、かぐわしい花の香りをかぎ、緑の木陰でおいしいくだものを食べて、元気を回復すると、すぐに船に戻った。
第三のグループも上陸したが、島にあまり長くいすぎたために、ちょうどいい風が起こったとき、船が出航すると思って、あわててかけ戻ってきたので、持ち物をなくしたり、自分たちがせっかく占めていた船の中のいい場所も失ってしまった。
第四のグループは、風が起こって、船員たちがいかりを巻き上げるのを見たけれども、まだ帆が張られていないからとか、船長が自分たちを残して出航するはずはないとか、いろいろな理由をつけて、ずっと島にいた。しかし、ほんとうに船が港を出ていこうとするのに気がついて、あわてて泳いでふなべりを上がったために、岩や船のまわりなどでけがをして、その傷は、航海が終わるまで治らなかった。
第五番目のグループは、あまり食べて、美しい島でうかれすぎ、船が出航のときにならす鐘もきこえなかった。そのため、林の中にいる猛獣に食べられてしまったり、毒の入ったくだものなどで病気になって、そのうちに全滅してしまった。

このストーリーは戒めになるお話なので、あなたなら、どのグループに属しただろうか、年末年始、考えて頂きたい。答えは2010年の次のブログの更新の時に致しましょう。
さて、2010年はどんな年になると、皆さんは思いますか。
個人の運勢は人それぞれに異なりますが、世の中全体は積極的に動くときになります。
ワールドカップなどが開催される南アフリカなどもスポーツを通じて、アクティブなエネルギーが人々の気持ちを明るくしてくれることでしょう。
経済面でも、明るい方向性が出てくることでしょう。
色々な方面で元気の源になる話題が出てくるでしょうから、2010年に大きな目標を経て、それに向かって進んで行きましょう。
2009年もあとわずかになりましたが、2009年から2010年に長い休暇を取りすぎると、後々、後悔することもありますので、お屠蘇気分はほどほどにしておいて下さい。
キリスト教徒文化では、クリスマス、イスーターの時期は骨休めをしますが、お正月も元旦だけです。
休暇を長く取りすぎると、日常のリズムを取り戻すまでに時間が掛かってしまいますし、暴飲暴食はやる気を失わせてしまうことになるので、ほどほどにしておいて下さい。
年末年始から、すでにイソップ物語の「うさぎとかめ」の競争が始まっています。
特に2010年は拍車を掛けて、スピリチュアルを学ぶ方々にも変化が出てくるときですから、謙虚に、素直に、明るく、頑張って行きましょう。
2010年もどうぞよろしくお願い致します。
ありがとうございます。
1262082694_GreenSeaTurtle