シルバー・バーチ

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ここ最近はスピリチュアル・ブームと思える風潮がある。真のスピリチュアリズムを学んでいるのであれば大変良いことだろう。
この世で生活していて繋がる人達とは多少、あの世または前世にて繋がっているということを信じる方々も多くなって来たおかげで心霊を研究している者たちにとっては霊的なお話も怖がらずに「人生で起こるすべての出来事は偶然でなく、すべてに意味がある」ということを口が酸っぱくなるまで繰り返し話すことが少なくなった。
しかし、すべての出来事が偶然だからと言って「自分には才能がない」と思う諦めモードではこの世に物質探求だけの為に輪廻転生しただけではない。
一人、一人が自分で現世にてやり遂げる使命が待っていると同時にカルマの解消をこの世にいる間にしておかないと、死期が近くなって初めて、「どうしよう?」「困ったな?」と後悔しないためにも世界中に再生されている人々、人種が違ってもお金持ち、貧乏でも「愛」を学ぶことを前提として生まれて変わっている。
このスピリチュアル・ブームにてスピリチュアリズムで本場の英国にて高級霊との対話をした本が日本では大変ブームである。かなり古い本であるが書かれている内容は真理の追究に近い素晴らしい通信記録である。すでに「シルバー・バーチ」と呼ばれる高級霊の方の本は心霊に興味が無くても、共感を持てる素晴らしい本だと思う。ここでは、その「シルバー・バーチ」のことは皆さんの方が良くご存知でしょうから、省きます。
さて、 高級霊様達が地上の人間とお話することはどこの国でもありますが、この「シルバー・バーチ」や日本語訳して頂いた方のお陰で今の日本人のこころの病気を癒やして頂けることは高級霊のシルバー・バーチに感謝しないといけない。
シルバーバーチが地上の人間と話をしにきた目的は何?と聞かれたら、皆さんは何と答えますか?
やはり、私たち人間を元気づけるためです。
多くの人間は、この世界が目に見える「物」だけで成り立っていると思い込んでいます。
自分自身についても、今の肉体だけがすべてだと思っている人もまだまだいます。
私たちはロボットではありません、人間ですから、誰かを愛したり、美しいものに感動する「こころ」を持っています。この心は魂です。科学者達はこの「こころ」は脳や神経が作り出すものだと思っています。
目に見えることだけがすべて、と考える人間は、目に見えるものだけに執着します。
もちろん、目に見えないモノだけに執着することも良くありません。
でも、目に見えるものだけに執着を持つ人はお金、持ち物、家、土地、などに執着します。
そして、その執着が強ければ強いだけ、自分の持っているモノを失うことに恐怖を抱く人も多くいるでしょう。
自分が持っているモノだけでも、満足行かない人は人の物でも人でもコントロールしたがります。その為に、隣の人と争ったり、国どうしの戦争で殺し合ったりしています。この世にいながらすべてをコントロールした人間はいません。
キリストを裁いたローマ王でさえも、政治家達のいいなりにならない為に欲深い政治家達によって殺されてしまいました。
これは2000年前のお話ですが、2000年経った今でも、限りあるものを独り占めしようとする一部の人の考えの為に、食べるモノも手に入らなくなった多くの人々が、今も世界のどこかで飢え死にしています。 そうかと思えば、仕事や人間関係で失敗したからといって、自殺してしまう人も増加して行っております。
多くの私たち人間は、死ぬことを恐れています。
この借り物の肉体だけが自分だと思っているので、その肉体が歳をとって老いたり、病気になったりケガをして死んでしまうことが、とても怖いのです。
死ぬことですべてが終わりだと思っている人もいるからです。

生きることが辛いと思う人間や霊の存在を実証して頂いた有り難いシルバー・バーチは、人間はもともと霊という永遠の存在なんだということを、教えに来てくれました。
死は終わりではないことと、死の先にある霊の世界について、教えてくれました。
キリスト、お釈迦様は2000年以上前にわざわざ、霊の世界について自ら人間として生まれて頂いた方達ですが、霊の世界から交信して頂いたシルバー・バーチさんへも感謝しなければならないでしょう。
ありがとうございます。