目に見えない傷 2

13:350:263:0:0:DSC00159:center:1:1:仲良くしよう!:
こんにちは!
いつもありがとうございます。
ありがとうございます。
申し遅れましたが、「ただいま!」です。「お帰りなさい!」とコメントを頂いたので、でも、気分屋ですから、また、お休みを頂くかも知れません。m−−m よろしくお願いします。
昨日の続きになります。このカテゴリは難しい。ひとつに絞れないので、今日は「アダルトチルドレン」そして、また、DVなどのトピックを書いて行こうと思う。

アダルトチルドレンとは?
ここ最近は、この言葉も珍しくないと思います。
大人子供という意味ではありません。 子供時代を子供として子供らしく過ごすことが出来ず、そのまま大人になった人たちのことです。
両親や家庭環境によって子供時代に子供らしさを見失ったままで成長した人たちです。
たとえば、子供はおねしょとかしますよね。そのおねしょをすると子供に暴力を振るう、さらに次はしないようにと「叱る」または、過剰な期待を小さな子供のときにしたりする等、さらに逆のパターンであれば異常に過保護、過干渉などをする親などもいるだろう。
他には、子供から話しかけると面倒なので、子供の言葉を無視したり、常に感情的な大人に話す言葉のトーンだったりして育った家庭環境もあるので、千差万別であるから、ひとつのパターンとして枠にいれることは難しい。
本来であれば、親と子の境界線があって、子供は一人の魂として、人間として愛されながら成長するものですが、子供を私有化の存在にしたり、自分のエゴの為、自分の言い訳の為に一人の人間として尊重されずに子供時代を過ごして大人になった人たちは、こころが凍りのように冷たく、カチンカチンのままで今に至っている人もいるだろう。
日本では「3つごの魂百まで・・・」というほど、のびのびとした自由で、子供らしく楽しいひとときを体験しなかったために、情緒が安定出来る環境を肌で身につけていない為に、アダルトチルドレンの人たちは常にこころの中で捨てられる不安を感じているそうです。
親から安定した愛情を注いで貰わなかった為に、親の愛を失う恐れや、親から見捨てられる恐怖心を抱きながら育ったために、「良い子」「都合の良い子」のイメージを親が世間様に見せたい為の子供を自分の都合のいいように愛したのでしょう。
子供が親に見捨てられる不安があるために、親から受ける虐待を親の愛だと思って育ったACの人もいるでしょう。そんな子供達は親や家庭に過剰に自分を合わせて生活している子供を見ると、心が痛いです。
親たちも自分の親がしていたことを取る傾向があるそうですが、日本の場合は自分の生んだ子供を私有化し過ぎている様に思います。少子化社会は日本だけではありませんが、ACもそうですが、DVで辛い思いをしている方は、虐待されても、それ以外の生活を思い浮かびません。日本の場合の「耐え忍ぶ」という言葉は美徳ですが、命が亡くなるまでDVで苦しんでまで、それが本当に美徳でしょうか。
私が長年暮らしたオーストラリアでは、ACもDVでも虐待された方たちが社会復帰をしやすいように、色々な場所に公共の場所が設けられていました。
日本でも少しずつ、そういった方向へ向かっているでしょうが、日本人特有の本音と建前という言葉があるように、虐待と言っても、精神面での目に見えない傷を自分の子供に負わせてしまう母親なども、日本社会では「言いにくいし、誰に相談して良いか?」となると、迷うでしょうし、いざ自分が母親になっても、愛情を注いで貰わないで大人になったACであれば、自分の子供にも自分が受けた態度を取ることが少なくないでしょう。
私が日本で仲良くなった女性は、家にいると過食嘔吐を繰り返してしまったり、リストカットをしてしまったりしては、自分の受けたトラウマで「家にいると不安で辛い」。
外で暮らすと、自由で気分が楽だとも言っていました。
自分の人生なのに、自分の人生でない。
私たち人間は自分で自分を愛してあげて、好きに行動することや他人の評価に過剰にならずに、自分で人生を切り開いて行く力はあると思います。
私が思う人生は「人生ゲーム」と同じ、山あり谷ありだろうけど、自分の過去で傷ついたこころを引きずっても、過去で起こったことは変えられない。
そして、自分の親がしたことを、自分のお腹を痛めて生んだ尊い命で愛する魂を傷つけるのは、やめよう。 必ずしも生んだ親が育てなくても、ある程度大きくなれば、その子供も違うご縁で助けてくれる人が現れるだろうし、早く自分の辛いこころを解放してあげた方が、お互いのためではないだろうか?
話は途中、脱線しますが、私は多くの人に台湾人の方の書いた本を読んで下さいとお勧めしたことがある。本のタイトルは「乞食の子」であるが、これを読むと、子供ながらに親の面倒も見たり、そのほかの自分の兄弟達の面倒をみながら、涙なしでは読めないと思う。
ACの人は、感情を抑えて生きるのをやめることです。
そして、過去の出来事で苦しむのはやめましょう。
やめるには、「赦す」ことです。
過去は思い出したときにしか存在しません。「今を大事に生きましょう。」もちろん、ご自身で自分もACかな?と思うことがあれば、恥ずかしがらずにカウンセリングを受けたり、癒されたりする場所に行きましょう。
必ず、光が導いてくれるでしょうから、勇気を出して行きましょう。
傷が癒されたら、きっと分かる、あなたが受けて来た精神面での虐待をした人は、あなた以上に傷ついているだろうし、もしも、あなたの母親があなたにしたことで、赦せない!と思って次に会うときに母の背中が小さく見えたら、そのときはあなたは立派な大人なんですから、「赦してあげて下さい。」そして、お母さんと一緒に温泉にでも行って、背中を流してあげて下さい。
そして、あなたはそのお母さん無しではこの世での魂の修行が出来なかったでしょうから、「生んでくれて、ありがとうございます。」と告げると、氷のようにカタイこころも解けて行くでしょう。
そして、あなたもあなたのお母さんもきっと優しくなれるはず。
優しい言葉や態度は必ず、あなたの見えないこころの傷を癒してくれるでしょう。
長い文章を読んで頂き、ありがとうございます。
ありがとうございます。