霊媒体質の方へ『精神統一』の薦め

40.6:226:72:0:0:zen1:center:1:1:精神統一:
こんにちは!
いつもありがとうございます。
ありがとうございます。
生まれ持った霊能者でなくても霊能、心霊、スピリチュアルに興味を抱いている人が一番に心がけなければならないことは、真の言霊には素直に従えるように精神の修行が必要になってくるでしょう。
つまり、この世的な考えにとらわれているようでは、物質的な世界から抜け出れないために、すでに個々にある霊能力を発揮出来ることは困難であろう。
いくら通信霊からの有り難いメッセージが舞い込んでも、素直に従う心がなければ「馬に念仏」と差ほどかわらないであろう。
では、どうすれば霊性が開かれるかと問われると、毎日の生活の中に精神統一をお薦めする。昔のお侍さんは刀を磨く際に精神統一をしたり、お風呂を焚くのに必要な蒔きを割ったり、瞑想をしたりする際に精神統一をしている。
精神統一というものは神秘性はないかもしれない。
私達が日常的にしている歩く行為、食べる行為、呼吸する行為は生きている間は必要であるのと同じで自然な状態であって、この自然な行為を正しくしていれば人間は健康であるであろう。
この「健康」に気を使う国民で一番に思い浮かべる国となると、私は中国である。
中国のお年寄りが凄いと思うのは、朝の空気が澄んだ時間に大挙拳などの運動をしている。この運動は見た目は簡単そうで、ゆっくりな息使いやゆっくりな動作は普段使用しない筋肉を刺激させたりしているらしい。
精神統一してしないとなかなか簡単そうで難しい動作であろう。
私達現代人は毎日の生活に追われている為に、答えがすぐ身近なところにあるのに、わざわざ難しい本を読んでみたりして、単純な作業に対して意味が見出せないでいる。
それは本当は錯覚である。
本当は単純な動作や行動から多くのことを学べる。
霊能力を進化させたいと願う人で本気で考えている人であれば、真剣であろうから、ここで少し心の準備をして欲しい。
精神統一している際は、日常生活の一切のしがらみを取り去らなければならない。
その日の出来事、今抱えている悩み事を考えながらの精神統一は出来ないだろう。そうは言っても、最初からそれは不可能であろうから、少なくとも練習中の時間だけでも忘れて、単純な作業、または呼吸法の最中は統一することが望ましい。この統一を通じて、無我の世界を訪れることが出来るだろう。
最終的には、その境地にて悟り、悩みや想いなども取り除かれ、魂は安らかな安堵感の場所へ行くことも出来る。
単純な作業を一定の時間に出来ないという人は、眠る前の一定の時間に精神統一出来る場所、部屋などを確保して置くことが必要だろう。
椅子や座布団なども同じモノを使用することを薦める。
それは、人間の身体からはオーラが放射されているので、いつも同じものを使用しているとこのオーラが統一に良い影響を齎してくれる。
さて、準備が出来たら、悩みなどは脳から取り除いて、身体も脳もリラックスする出来る体勢になる為に、大きく深呼吸をして下さい。
私が薦めるのはまずは口から邪気を出し、その後、鼻から吸って、止めて、口から吐く、深呼吸を3回、または7回(この7回は霊媒体質の人がすると幽体離脱をすることもありますので、ご注意下さい。)初心者であれば、数回、深呼吸を繰り返して身体の中がクレンジングされて、気分的にもリラックス出来る状態にするのが望ましいでしょう。
最初から、深呼吸を何度も、何度も繰り返すと逆に疲労感を生じることもありますので、要はリラックス出来るほどの呼吸をすることです。
そして、心身ともにリラックスして、いよいよ無我の世界に入ろうと思っても、最初のうちは、雑念や隣の部屋の音などが邪魔をして来るものです。
身体をリラックスさせて、統一しようとすると心臓の音や背中が急にかゆく感じたりするものです。
この段階でやめてはいけません。精神統一の修業の第一歩の段階の試練であり、この程度の修業を怠っていては、霊能力を開花することなど出来ません。
お釈迦様でさえも、大きな滝の中で森羅万象の音を聞けと試されたこともあります。私達凡人が霊能力をアップするには俗世界から離れるのが一番近道だったりします。鳥の音、川のせせらぎの音と共に精神統一をするのが一番好ましいかも知れません。
夜に一人で部屋の中でポツリと座って精神統一をしていると恐怖心が沸いてくる人もいるでしょうから、ご自分の好きな静かな音楽を流すなり、小さなランプの光があった方が安心する人もいるでしょう。
もしも、この練習をやり始めて、リラックスというよりもだるさを感じる場合はやめた方が良いでしょう。それは、そのだるさの状態のままで無意識な状態に違う世界に行ってしまうと、その隙間に悪いエネルギー(低級霊などというときもある)を吸い込んでしまい、自分では分からない悪影響を持ち込んでしまいかねないからです。
初心者の方で自分のやり方が良いか悪いか不安な時は、ある程度修業を積んだ人と一緒にやってコツをつかんでやるのが理想的です。
一日、3分で良いので精神統一出来る時間を作ることから始めると良いでしょう。
今度はある程度、この精神統一が出来たころに心霊的な能力が出てくるとどうなるか機会があれば書いてみようと思います。
いつも書いていると思いますが、霊能力を開花するには焦ることが一番禁物である。
それは、高級霊の振りをして、実は悪質な霊に弄ばれてしまうケースもあるので遊び半分や霊界との交信を取りたい為に精神統一をしても意味がないでしょう。

それよりも霊媒体質であろうと思う人は、しっかりと呼吸法を学ぶことが先であろう。呼吸がしっかりしていれば、不思議な体験をしても驚くこともないであろう。
そして、しばらくは自己探求と共に謙虚に生活しながら、プライベートの時間は出来るだけ俗世界から離れた生活をすることで霊性が磨かれているであろう。
そして、霊能力が開花した後は、神様から授かった能力を有り難いと感謝して、それを人の為に使用することを薦める。
ここで勘違いしてはいけないのは、自分だけが特別な人間だと思ってはならない。神様から霊能力を授かったから自分は特別に神様に愛されていると思ってはいけない。それはエゴであって、本当の慈悲愛ではない。
そのことを理解して頂ければ、幸いである。
精神統一が少し進んでから、次の段階で起るであろう現象もお話して行きたいと思います。
読んで頂き、ありがとうございます。
ありがとうございます。