供養

16.8:350:263:0:0:DSC00067:center:1:1:ギリシャ・アテネ:
こんにちは!
いつもありがとうございます。
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霊感が強い、私はもしかすると霊能者かも知れない?と錯覚する人の多くの体験談を聞いて見ると、「幽霊」を見た、聞いた、感じたということから霊能力が開花したと錯覚してしまう人もいるでしょうが、実はあまり浄化していない霊、つまり生前の生活習慣を引きずっている霊達は地上界に近いところにいます。
浄化していない霊は、地上界の世俗的な想念の影響を身体が無くなっても、同じ波長の人のオーラの磁気に引っ付いて生活しています。
スピリチュアル・ワールドでは時間はあってないようなものですから、本人が自覚しないで地上界で生活しています。お酒が異常に好きだった霊などはお酒が大好きな人に隙さえあれば憑きたいと願っているか、既に憑依しているときもあります。
ですから、お酒を飲む前はニコニコと人当たりも良い人が、一滴のお酒を口にしてからは言動も違い、意味不明な発言をしたり、人を中傷したりしたが、次の日には何も覚えていないときは、未浄化霊さんの方が強く人の身体を乗っ取ってしまった感じで生活を共にしている時があります。
このお酒好きの霊さんとの繋がりは実は自分のご先祖様の中であの世に帰れない霊さんだったりします。
以前、何度も質問を頂いたことがある内容にて、「すべてのご先祖様は天国に行っていますから、お墓参りの際に曾おじいちゃん、曾おばあちゃん、おばあちゃん、おじいちゃんに良い結婚が出来ますように!とお願いしているのですが、どうして?結婚出来ないでいるのでしょうか?」「仕事で昇格したい為にお墓参りをしていますが、どうして昇格しないのでしょうか。」「赤ちゃんが欲しいのでお墓参りに行っているのに、どうして、子宝に恵まれないのでしょうか。」など等、お墓参りに行くことは大変良いことです。実は先祖を供養するという習慣は韓国、日本ぐらいで、欧州、その他の国でも供養するという習慣がないのです。
ですから、西洋では霊達も子孫を頼ることはあまりないようです。
日本では先祖を供養するのが死者の当然の権利という風潮があるようです。
生前ではあまり神仏に関心が無く手を合わせたことが無いのに他界すると子孫に頼ることが多いです。そのために日本では精神病で苦しんでいる方は死者からのお知らせだったりします。
精神病患者がいるお宅では間違っていないと思う間違いをしている場合があります。最近の日本では死んだら供養無しで天国に一直線と思うご家族の方もいらっしゃいます。何かを頼むときはお墓に参り、でも、「私は長男ではないし」「先祖は子孫を守ってくれるのだから、放っておいても構わないだろう」「お墓参りにも頻繁に行っているし、お坊さんにも頼んでいるし」「法事にも参加しているし」という理由は実は先祖で未浄化霊になっている人には通用しません。
この未浄化霊になっている人達は生前、人間が肉体だけのものと思って生きてしまった人達です。そして、現界に行ってしまったが困っている人達です。
肉体ばかりが人間ではなく、魂は永遠なのです。すなわち魂が肉体にあるうちに、この世に生きている間にしっかり勉強しておかないと、今生きている私達は哀れな死者になってしまい、スピリチュアル・ワールドへ帰る道を閉ざして、地上界で自分の子孫を苦しめることになりかねません。
死者が迷いの世界から意識を送ってくれば、それはこの世では悪い作用となって現れます。
この世的に生きている人間達はこの作用に対して知識もなければ、どうしたらその作用から脱出できるかも分かりません。
ただ怯えて、恐れるだけです。
キリスト教の国々では昔から死者の恐ろしい作用を意識して悪魔とかサタンと呼んで敵対意識を持って来ておりますが、しかし、実はこの世には悪霊もいなければ、そんな得体の知れないものではなく、すべて、死後に自分の死を悟れない人、つまり、自分の死に気づかないままでいる哀れな「人間」だったりするのです。
その哀れな「人間」の為に供養することで、その人が死んだことを納得してあの世に帰って貰う必要があります。輪廻転生するにもこの世からでは転生することは不可能なんです。
ですから、先日綴った憑依のトピックにて、精神病もこうした自分の死を自覚していない死者たちの、憑依による現象でもあるのです。
憑依をされている方は、その先祖の中で浮かばれない人もいることに気づくことです。何といっても現世で日本人に生まれて来た因縁にて子孫である私達人間の生き様、心の癖を正しく調整する必要があるでしょう。
除霊して貰ったから、お坊さんに拝んで貰ったから、家に仏壇があるからではなく、日本人として生まれた子孫である私達が亡くなった方々を成仏しているとかしていないとか離れて、思ってあげる必要があるでしょう。
まだ生きている気でいる人達は、身体が無くて思うことが何も果たせないままで中途半端な形で、ストレスの塊でこの地上界をさ迷っているのですから、哀れな人達なのです。ご縁のあるあなたなら間違いなく助けることが出来るでしょう。
「ご先祖様、貴方には霊界の人生があります。私達には地上界でやらなければならない課題があります。ご先祖様も共に頑張って行きましょう。」とお祈りしましょう。もうひとつ、「貴方がいたから、私はこの地上界に転生出来ました。ありがとうございます。」と明るい想念でお祈りすることです。
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