受胎告知

1206613903_elgrecozwiastowanie1595-1600
こんにちは!
いつもありがとうございます。
ありがとうございます。
受胎告知の前夜祭?のときに、友人から頂いた赤ワインは心も身体も包み込まれるような気分にさせて頂いた。
そのワインのことは他のブログで書いたが、生きていて良かったと思えるほどの味わい深い気分にさせて貰えたワインだった。
ここ最近、朝からポッポ♪と白い鳩がバルコニーで鳴いている。
鳥は番が多いが、白い鳩は単独でポッポ♪と鳴いている。
ギリシャに限らず、世界の平和の象徴のときに、白い鳩を飛ばす。
きっと、聖霊の象徴が白い鳩だからだろう。
ギリシャキプロスイスラエルには多くのオリーブの木がなっている。
キリストが誕生する前から、オリーブの木が色々な場所になっている。
白い鳩にも意味があるように、花や木にも意味がある。
オリーブの木にも小さな花が咲く、とっても小さいがそれがオリーブの実になる。
オリーブの花言葉は平和だ。
平和という言葉は奥が深い。
ふと、平和のシンボルの白い鳩とオリーブの木を思っていたら、中学生ぐらいに見たことがある絵の画像が浮かんで来た。
一時期、私は宗教画が大好きで、ルーベンス、ダ・ビンチ、ミケランジェロラファエロなどの本物の絵に会うと、目頭がウルウルして、じっ〜と立っていられない状態になった思い出がある。
中学生の時に見たのは何だったかな〜?ちょっと、筆のタッチが違っていた。
あのワインを飲んで、思い出した。
受胎告知という名の絵だった。
すでにご存知な方もいるだろうが、受胎告知の説明をしましょう。
聖書の中にルカによる福音書に記載されている聖母マリアジーザス(イエスヨシュア)を身ごもることを天使ガブリエルに告げられました。
受胎告知の日が3月25日だと言われています。そして、9ヵ月後のクリスマスにキリストが誕生します。
ルカによる福音書には、このように書かれています。
『六ヶ月目に、御使いガブリエルが、神から使わされて、ナザレというガラリヤの町の一処女のもとにきた。この処女はダビデ家の出であるヨセフという人の許婚になっていて名はマリア。御使いがマリアのところにきて言った。「恵まれた女よ、おめでとう。主があなたと共におられます」。この言葉にマリアは胸騒ぎがして、この言葉の意味を思いめぐらしていた。すると御使いが言った。「恐れるな、マリアよ。あなたは神から恵みをいただいているのです。あなたはみごもって男の子を産むでしょう。その子をイエスと名づけなさい。彼は大いなる者となり、いと高き者の子と、となえられるでしょう。そして、主なる神は彼に父ダビデの王座をお与えになり、彼はとこしえヤコブの家を支配し、その支配は限りなく続くことでしょう。』
マリアのもとへ受胎告知に現れる大天使はガブリエルと呼ばれています。ほとんどの場合その手には、聖母マリアの象徴であると同時にガブリエル自身の象徴でもある純血を示す百合の花が握られています。
ギリシャ人のエル・グレコという画家の描いた「受胎告知」。
エル・グレコと呼ばれている画家は古いスペイン語で「ギリシャ人」という意味です。彼の本名はドメニコス・テオトコプーロスです。ギリシャクレタ島の出身です。ベネチアやローマで修行を積み、後に、スペインに移り住み、多くの宗教画をこの世に残しています。
そのエル・グレコの受胎告知の作品には、聖母マリアが、大天使ガブリエルからキリストの受胎を告げられる場面が描かれています。天使が左手に持つのは、マリアの純潔を象徴する白百合の花。中央に舞い降りているのは、聖霊の象徴の鳩です。
今の世界情勢を見ると、小さな国が大国より独立することを願っています。
そして、同時に次元上昇の中にわたし達は生きています。
多くの人々が霊的感覚に影響されています。そして、科学では開明出来ない霊界とのコンタクト、そして、霊達の働きが明らかになってきています。霊的パワーの波動は、聖母マリアが大天使ガブリエルに告知されたように、色々な形で啓示を貰っています。
ただ、わたし達人間側が、あまりにも物質的に拘らず、また、ありのままの啓示を人類の為に伝えられことが出来れば、この地球も霊的成長が出来ることになるでしょう。
真理を受け入れて、霊的な目覚めを求めるのか、それとも、物質こそがすべてだと思うかによっては、霊的成長も違ってくることでしょう。
視えない世界を尊重してこそ、霊性向上に繋がるのです。
この世に輪廻転生して、信仰を忘れてしまっては無益でしょう。
宗教と信仰は似ているようで同じではありません。
信じる者こそが、この地球の目覚めと共に、成長して行ける事でしょう。
ありがとうございます。