本当の意味でのオリンピックとは何?

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こんにちは!
いつもありがとうございます。
ありがとうございます。
今日のキプロスは蒸し暑かった!今年の夏は去年よりも、もっと暑くなるのだろうか?
今年は夏が来る前から、情熱的な意味で「暑い」と思う出来事が世界各国で起きている。
こちらの記事はりよ子さんのブログと重複することになるが、発祥地のギリシャのスポーツマン精神から、かけ離れてみえる「チベットとオリンピック問題」について考えてみて欲しい。難民として命だけを持って他国に逃げた経験もなく、植民化されたことのないわたし達日本人が現地に住んでるチベット人の気持ちを知らずして、チベット国外で問題を起こしている人たちと一緒に「チベット〜!」と叫ぶことよりも、感情に惑わされない正等な判断や一緒に祈り続けることでも、支援になるのではないだろうかと思える。
今年の北京オリンピックは始まる前から、過激なボイコット運動で怪我人も出ている。
中国側もブランド品は買わないでおきましょう!という「目には目」の攻撃が始まっている。
シドニー時代に歌手ビョーグにわたしの店でお買い物をして貰ったことがある。彼女はとっても小さくてかわいい女性に見えたが、芯は強いのだろう、エキソトリックで爆弾発言をすることがしばしある。
U2なども地球温暖化問題に向けた広告塔といえる音楽や話題を投げかけていたりする。ザ・ビートルズなども反戦運動を音楽に表現したりして来ている。それはそれで、アーティストの特権といえるだろう。
ここ最近、ビョーグが中国で行われたコンサートの最後に「チベット〜♪」と叫んだ!
しかし、今年は世界各国が「チベット〜♪」と叫んでいる場面が多すぎる。
オリンピックの選手達は4年に一度開かれる大会の為に練習を重ねて、予選を勝ち抜いて来ている。
元々はギリシャ神話のゼウス神の祭典「オリンピア祭」が起源。
オリンピア祭のときに、5つの大陸(アテネを含む、ギリシャの大陸)から優秀なスポーツマンたちをオリンパス山に招き、種目を競い合っていた。皮肉なギリシャ人はその間は戦争を中断して、自分達が選んだ代表選手が種目で一番になることを喜んでいた。そのときは、隣に敵国の人たちがいても、喧嘩にもならずして、大会を楽しんでいたらしい。
そして、大会が終わると、再び、戦争をしていたと言われる。
なんとも、不思議な人たちだと思う。

ギリシャ人に限らず、イタリアン、フレンチ、スパニシュ、グリークなどもそのあたりは割り切っているのかも知れない。楽しいことは楽しんで、喧嘩するときは真面目に喧嘩するのかも知れない。
それはそれで良しだが、今回のオリンピックの聖火移動は中国を叩き過ぎている気がする。
このときばかりに叩かずに、普段から交渉する必要があるのではないだろうか。
4年前のアテネオリンピックのときに、わたし達夫婦はアテネにいたが、全然安全だった。テロ対策?の為にアメリカに助言されて数兆円を費やしていたが、普段の夏の方がギリシャには観光客がもっといたと他のヨーロッパ人たちに笑われていた。
今回はアメリカの景気の衰退、オリンピックを開く国は通常は大きな外貨が国に入って来る。今年は行かなくても、来年、再来年を予想して大きな広告費と言っても良いから、オリンピックを開きたい都市は必死である。
サッカーのワールドカップも同様に、手をあげて、立候補する国が多い。
北京は何度も、シドニーと競い合い、一足先にシドニーがミレニアム・オリンピックとして開催国とされた。
純粋にスポーツの世界大会を開けば良いと思う。
ダライ・ラマ法王もチベットが中国から解放されることを願っていることは確かだろうが、しかし、突然、オリンピック中止などとは願っていないと思える。
ここぞとばかりに政治問題を「オリンピック」を盾にするのはどうだろうか?と思えてならない。
なぜか、ベトナム戦争とかの時代の「平和と愛」と錯覚している人も大勢いると思える。
だったら、アメリカや他の国が絡んでいるイラク戦争を終わらせることが先決ではないだろうか。
夏のオリンピックまでに、これ以上、被害者が出ない様にと、こころより願う。
ありがとうございます。
合掌
『ダライ・ラマ法王のメッセージ』
☆8番目のメッセージをお読み下さい。
ありがとうございます。
*今回は重複した記事になりました。
ありがとうございます。