スピリチュアルな国より  ありがとうございます。

こんにちは!
いつもありがとうございます。
ありがとうございます。
アルメニアの滞在は快適です。メールを頂いている皆様へ、様々な嬉しい報告をありがとうございます。返信等は致しかねますが、お気遣いのメッセージをありがとうございます。
ありがとうございます。
滞在は快適です。しかし、ホテルに宿泊しているのですが、食への関心があまりない主人なんですが、わたしが作る料理が食べたいなぁ〜と言っています。
アルメニアの初日にホテルでお会いした日本人ご夫婦のKさんの奥様からお醤油を頂いたので、主人はお野菜などにちびちびとかけて夕食を楽しんでいます。
食事以外はそれほど困ることもなく来ています。
3週間ほどの滞在予定が延期になりそうですので、長い休暇で本来なら喜ばしいことなのですが、テレビチャンネルも英語での放送しているのがBBCのみしか見れず、映画も放送しているのですが、残念ながらロシア語またはアルメニア語での吹き替えですので、見ることが出来ません。
毎晩、夕食後、イェラバンの街を二人でブラブラと歩いています。
私の場合は予定も何もなく来ているので、イェラバンを毎日、毎晩歩いているので、今では地図無しでどこに何があるか分かるまでになるようになって来ています。
住んでいるキプロスでさえも公園や海岸通り以外をめったにこれまで歩くことがないので、通りの名前などを覚えていない私がイェラバンの通りの名前や歴史などを学ぶ機会が出来て不思議だと思います。
まったくアルメニアに関して知識もなかったのに、主人の出張に便乗して来て良かったと思います。
古いキリスト教の歴史なども学ぶことが出来ています。
世界で最初にキリスト教を認めた国ということもあり、世界各国からアルメニア渡航している観光客も多く、色々なお国の言葉が飛び交っています。
ノアの一族が辿りついたアララト山も晴れている日ですと、しっかり肉眼で見ることが出来ます。
ただ、主人が初めてアルメニア渡航した時の気候は毎日、35度ほどという暑さでしたから、それを信じて、すべて夏物ばかりをスーツケースに詰め込んで来てしまいました。
最初の週は毎日のように茹だるような暑さでしたが、いきなり温度が下がり、寒い夜ですと15度ぐらいになります。冬の気候はマイナス25度というので、それに比べると暖かいのでしょうが、寒がりのわたしには夏物ばかりの衣類でどうしましょう?と思ってしまいます。
若者以外は冬の服やマフラーなどをしています。
ツアーに参加したのですが、ほとんどツアーが遠方の場合は山に立地した場所にあるので、夏でも寒い様子ですから、雨や霙が降っている日の参加は手袋があったらな〜!と思ってしまうほどの寒さでした。
そんな寒さも感動的な景色などを見てしまうと、胸が熱くなり、寒さも忘れてしまいます。
ツアーでアメリカから初めて来たというアルメニア人のおばちゃま達と一緒になる機会がありました。ある教会がある場所なんですが、赤い山々に囲まれていて、「ここはグランドキャニオンよりも素晴らしい!!!」と感動していました。(アルメニア語にて)私はグランドキャニオンやセドナには行ったことがありませんが、山の中に1つの教会がある場所からの眺めは感動的でした。
正式にキリスト教会が認められるまでに至るまでに試練を体験した聖人がいたそうです。
今は教会になっている場所ですが、キリストを信じ、キリスト教徒だったセント・グレゴリーという人が罰として、6メートルの深さの場所に17年間も閉じ込められていた場所を見学しに行って来ました。私は6メートルの深い方でなく、深さ3メートルの牢屋みたいな穴?へ行ったのですが、正直、行くまでに50センチほどの穴を通り貫けなければいけません。それも真っ暗な場所で何も見えず、どこに何があるかも見えませんでした。
主人の声だけを頼りに下までおりたのですが、何も見えません。
誰がいるのかも見えませんでした。
先に下りていたアルメニア人の若者たちが親切にも携帯電話の光で足元を照らしてくれたりして到着出来ました。蛍の光みたいで不思議な空間でしたが、上る途中に足を踏み外して、すねを打ってしまったので、かなり激痛でした。
上で順番待ちをしている人たちに支えてもらって何とか上まで登ることが出来ました。
主人に、「6Mの方も行きたい?」と聞かれたのですが、カメラだけ渡して行って来て貰いました。
私が何気なくぼっ〜と待っていましたら、いきなり団体のアルメニア人の女の子の一人が何かを言って来ましたが、言葉を理解出来ず、何やら一緒に写真を撮って欲しいと言われたのか?ツーショットを撮られてしまいました。私は何事か理解出来ず?キョートンとしていると英語の話せるツアーガイドらしい人が「ありがとうございます!」と英語で言ってくれました。
珍しいオリエンタル女性とのツーショットなんでしょうかね?
待っていても主人が帰って来ないので、バスで待つことしました。
アルメニア人のツアーガイドの卵の女の子たちと色々と話していたら、ぜー、ぜー、と汗だくになりながら主人とフランス系のアルメニア人の男性がバスに乗り込んで来ました。
「どうだった?」と尋ねると、「良かったよ〜!」「でも、体力がないと上に登って来れないよ!腕力だけで登って来なきゃいけない感じかな?」というので、腕力には自信がない私は無理かもしれないと思いつつ、「ねぇ〜!ピラミッドのクフ王の中へ行くのも大変だったじゃない?あれよりもキツイ?」と聞くと、「あれよりも、かなりキツイ〜よ!」と言われて、さらに暗闇の中で模索する恐怖もあったので、残念だなぁ〜と思いつつ、デジカメを見ていたら、凄い!ほとんどの画像にライトボールが沢山映っていて感動していました。
キプロスに帰国しましたら、色々とご紹介出来ると思います。
しかし、17年間という長い期間、暗い場所で生き延びれたことも不思議だ。
ある女性が毎日、17年間、小さな穴からパンと水を投げ渡していたそうです。
光もなく、さそりやへびもいたと言われています。
キリストがその聖人を守って頂いたのでしょう。
昔の聖人は「真理」を貫くには「死」を覚悟するぐらいの強さがないと無謀だったかも知れないと思うと、まだ、まだ修業が足りないことを教えて頂ける旅なのかも知れないと痛感しました。
17年間、暗闇で一人で生活していたという聖人のお陰で、ここアルメニアにてキリスト教を広めることが出来たのでしょう。
もう一人、キリスト教を広めるきっかけになったイタリア人(ローマ人)の尼様のお話もありますが、またの機会にしたいと思います。
このようなスピリチュアルな場所へ予想外にも訪問出来る機会に恵まれたことへも感謝致します。
ありがとうございます。