めぐりあわせ パート 2

こんにちは!
いつもありがとうございます。
ありがとうございます。
今日は春先に綴ったポエムの続編を綴ってみました。
『めぐりあわせ』も合わせて、お読み下さい。
ありがとうございます。
『めぐりあわせ パート 2』
ぼくが母のおなかに魂として入ったとき
母はあまり体が丈夫でなかった
母はお医者さまに「産めても、体の保障は出来ない」と告げられた
母はぼくのために
母自身の体より ぼくをこの世に送り出すことを選んでくれた
ぼくは母の身体にいる間に母の体の栄養を奪い取ってしまった
だから ぼくは母に申し訳ないことをしてしまったと少し後悔した
でも ぼくがおなかにいるときに母はぼくを授かったを
お地蔵さまに報告に行った
あのお地蔵さまが誰だかぼくは知っている
母は季節のお菓子をお地蔵さまにお供えしていた
母の目頭から涙がこぼれていた
ぼくはもっと長い間、母のおなかにいるかと思っていたが
光の世界の指導者さまから指示を受けた
朝の日の出と共に
いつもの日課を母はしていたときに
光の世界の指導者さまから
この世に来る時間の知らせを受けた
突然の破水で母は驚いていた
家には誰もいない
だから 自分で歯を食い縛って 大粒の汗を流しながら
途中 母の意識が遠のいているのが ぼくにはわかった
母の身体を冷さないために
母の光の指導者さまにお願いした
ぼくはきつくて狭くて 暗い場所を通るとき
怖くて胸が張り裂けそうになった
光の指導者さまはこんなことは教えてくれなかった
何度か母の意識が途絶えそうになったとき
ぼくは息が出来なかった
まだ 暗い・・・
さっきまで光の世界の人たちが見えていたのに
見えない どこに行ってしまったのだろう
おぎゃ〜!
さっきまで聞こえていた声が聞こえない
でも ぼくは柔らかくて あたたかい
母の胸に抱かれている
ぼくは長い間 光の世界でこの瞬間を待ち焦がれていた
今回のこの世の旅はしっかりと 学ぶために
母を選んで生まれて来た
めぐりあえて うれしい
お母さん ありがとう
ありがとうございます