ライフスタイル

1225363361_FSF1108M
こんにちは!
いつもありがとうございます。
ありがとうございます。
一昨日、キプロスギリシャの祝日に伴って、お休みだった。
寒がりのキプロス人は山よりも海に出かける人の多いなか、薪を義理母の所に届けに行った。ベトナム人のお世話人さんの名前を正確に言えない私達はニーナと呼んでいる。
そのニーナさんも薪運びを手伝ってくれたので、早く終わった。
その日のニコシアの温度は27度ぐらいだったので、それほど厚着をしないで山に行ったら、なんと!温度差17度!寒そうにしている私を見て、親切なニーナさんは、彼女の小さいセーターを貸してくれた。
冬になると山に訪れる人は少なくなる。
ニーナさんにとっては初のキプロスでのクリスマスを迎えることになるが、冬の山の生活は何でも初体験になりそうだ。
風の音、猫の声、お花の香り、スローライフをエンジョイしたい人には快適だろうと思える。
ここ最近のニュースは不安材料が多すぎる。
メルマガにも書いたが、不安だから、他の人たちと共に悲しんだり、怖がっていても、生きてこそ、この世の課題を達成出来る。
私達は生きていると何らかの危機に直面するまで、いつまでも、便利な物や水なども豊富にあるから、無駄遣いをしてしまう。
危機に直面して、失ってしまってから始めて決心をするのが普通だろうと思う。
でも、失ってしまってから、物事をやろうとすると、日ごろの生活態度を変えるにも時間が掛かりすぎる難点もある。
危機だというのに、一度味わった美味しい生活を変えることが出来ないで苦しむのは、その人自身である。
経済的に余裕がないのに、高級車に乗り続ける人、ネールを綺麗に保つ為に週1度のサロン通いがやめれない人もいるだろう。
贅沢が敵だと言うつもりはない。
私自身も、昔はちょっとした贅沢を味わっていた。
でも、そのライフスタイルは、私自身が人生を楽しむために自由に選択したものだから、必要なければ縮小しても苦にならない。
俗世界で生活をしていれば、何かしら物質的な物を利用して生活しないと1日が30時間あっても終わらない作業も出てくる。
物欲のある人にとっては、ライフスタイルを縮小する行為は禁欲生活になると思う人もいるだろう。
しかし、私達は何かの危機に接して初めて、学ぶことも必要である。
人生の中で少し休止しても、チャンスはいくらでもある。
数年前に景気が良さそうに見えたアメリカでも、そのレールに副って走り続けるのを止めた人もいる。
もしも、あなたが何かのレースを一旦降りてみると、どうなるだろうか、考えてみて欲しい。
人生はどうなるだろうか。
それまでの状況と何が変わるだろうか。
最悪の場合、どんな状況になるだろうか。
何を失うだろうか。
そして、時間をどのように使うだろうか。
自分と向き合う時間が出来たとき、何を思うだろうか。
それまで諦めたことをやりたいと思うだろうか。
全く、予期しなかった分野を一からやりたいと願うだろうか。
また、何か始めるべきことが待っているだろうか。
夢を諦めることが出来るか。
どんな目標を捨てることになるだろうか。
自分自身に対して、どうやったらやる気を出させることが出来るだろうか。
それとも、やる気を出させる必要があるのだろうか。

こんな時期だからこそ、自問する価値のある質問だと思える。
どんな答えが返って来るか、人、それぞれだろう。
現在の生活を変えなくて良い人もいるだろうし、変えたくなくても変えなければならない状況に追い込まれる人もいるだろう。
質問をしてみると不思議なことに、今まで思いつかなかったアイデアや問題解決に繋がる思いが浮かぶこともあるだろう。
不安も感じることもあるだろうが、同時にスピリチュアルで素晴らしい方向性に向かうかも知れない。
自問するなかで、心配してはいけない。
「できる」という思いは、運動と同じで続けることで、出来るようになる。
できると思う気持ちが強くなれば、これから先何があっても、縮小すれば何かしら余りが出てくることだろう。
そして、目の前にあるチャンスが、見えてくることだろう。
だから、悲観するよりも、しばらくの間はライフスタイルを変えても苦にならないように、スローライフを満喫するば良いだけだ。
他人の意見に惑われ過ぎてはいけない。
周りがパニックになっているからと言って、一緒にパニックになる必要はない。
派手な生活をし過ぎた人でなければ、努力した分だけ楽しむゆとりは廻って来るだろう。
そのために、時間、気持ち、スペース、安心、活力など、危機に直面してライフスタイルが変化しても、臨機応変に馴染むことができれば、どんな状況になっても楽しむことも出来る。
人の目ばかりを気にしてのライフスタイルは必要以上にお金が掛かるが分かるだろう。
人生とライフスタイルは、重なる部分がある。
自分で選んだ生き方がそのままライフスタイルになれば、幸福で、経済的にも無理しない生き方が出来るだろう。
他人(テレビや雑誌など)のライフスタイルと自分のライルスタイルを錯覚してはいけない。
自分にあったライフスタイルは、自分探しをしているのと同じだろう。
満足の行く生き方が出来たかどうかは、死期を迎えるときに分かるだろう。
自由に自分を知り、自分に合った生き方をすれば良い。
ありがとうございます。