喧嘩両成敗というが、あまりにも卑怯なガザ地区の戦争

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去年の暮れからガザ地区の戦争が続いている。
パレスチナ人の市民や子供には罪はない。
戦闘機さえない、マシーンガンさえもないパレスチナガザ地区、食料さえもない、キプロスからも暮れにキプロス人、オーストラリア人、イギリス人、フランス人の数十人のお医者さん達とCNNの特別特班員が医療物資、食料を乗せたボートでガザ地区の沖合いの近くまでに行った。
しかし、イスラエル軍パレスチナを支援する無償で傷をおった人を手当てしに行こうとする人たちを「テロリストを援助する者はテロリストと同じだ!」と警告し、港に着こうと舵をとっていたときに、爆弾を投げかけて来たそうだ。
そのままではボートも沈んでしまうから、今回は見逃してやるから、レバノン沖合いまでイスラエル軍が船で誘導し、残念ながら、医療物質も食料さえも届けることが出来ないままで年越し、今でも続いている戦争。そのニュースはCNNでは2秒ほどの記事で特別注目されない報道であった。
お年始に友人宅でガザ地区の報道のニュースを見ていた。
友人宅はドバイからの電波が届くらしいので、私達が見ている映像はアメリカより、つまり、イスラエルよりの報道なので、本当の現地からのニュースやパレスチナ人の様子を見ることが出来ないのが残念だと思っていた。
たまたま、次の日、DVDを見るのに、テレビのスイッチを入れたときに、前日、友人宅で見たテレビ局と同じなので、目を疑った。
しかし、これも必然的なのか、驚きながら、ガザ地区のライブの映像を見ながら、ここまで酷いことが出来るだろうかと心苦しくなるどころか、怒りにも近い気持ちになった。
武器と言ってもロケット弾、それも手作りのロケット弾で民家が破壊された映像をCNNなどはイスラエル側よりだから、こんな酷いことをするパレスチナ人は許せないと泣いていた。
だが、パレスチナ市民は何も悪いことはしていない。
ましてや、学校、モスク、病院までに空爆、さらには視界を切断させる為に落とすガスミサエル、国連が交渉しても、他国の大統領が交渉しても、今の所は中断する予定もないらしい。
パレスチナという国は名前は存在するが、国際空港などもない。
私達は当たり前のように、日本国籍のパスポートを持ち、気軽に国外に出かけて行けるが、パレスチナ人がもしも、他の国に出国するならば、難民扱いで必死の思いで国外脱出である。一番近い場所で安全な国となると、キプロスに船で来たりする人が多い。決して、楽ではない。
解決出来ないでいる国際問題だが、ここまで酷いことをするイスラエル軍を放置して良いだろうか。
イスラエル政府のある人のコメントには驚いてしまった。
アメリカが日本にしたように、イスラエルパレスチナがこれ以上、イスラエル人を脅かさない為にも、必要なことだ。」と言っている内容のニュアンスの中には、最後には原爆、または新しい何かを投下しようと試みようと願っているように聞こえた。
すでに1100人以上の罪もない子供や市民を殺している。
食料もなく、水の供給が出来る時間も1日に1時間ぐらいで、長蛇の列が出来てしまう状態だ。
逃げる場所があれば、逃げるだろうが、彼らはどこに逃げればよいのだろう。
閉じ込められた状態で周りはイスラエル、エジプトもあるが、その場所から逃げようとしている者を狙ってミサエルを落としている。
中世期のベニスでは、ユダヤ人は赤い帽子を被らされていたらしい時代があった。
夕暮れときになると、その帽子を被った人たちはユダヤ人だけが住んでいる場所に帰らないといけなかった。みんなが帰った後に大きな門が閉じられていた。
昨年の12月にイスラエルに旅行したときにパレスチナ区域であるベツラハムも訪れたが、イスラエル人はベツラハムには入国することが出来ない、それと同時にパレスチナ人もエルサレムには入国出出来ない。その距離は車で30分ぐらいの場所だ。ウエストバンク地区と呼ばれている場所にも行ったが、ここは比較的落ち着いた状態であったが、それでも、イスラエル人が行けない場所があるらしい。
なぜ、解放しないのだろうと数十年前から思っていたが、やはり、背景にはアメリカが絡んでいるらしいと思える。
オバマ氏が来週の1月20日に、アメリカの新大統領になる。
彼がエルサレムを訪れたときに、嘆きの壁でお祈りしたことは有名な話だ。
もしも、彼が「大統領になれますように!」とお祈りしていたら、その目的は果たしたことになる。器が本当に大きい人間であれば、もっと人類の為に祈っていることを期待する。
彼の援助役であるクリントン氏は戦わずに中東諸国と友好関係を保つことが出来た時期もあった。
約束を守らないイスラエル政府だが、世界経済もある意味、この国が操っている。
1993年にイスラエル政府はパレスチナ人に土地を返すと約束しながら、その後、土地を返還するどころか、逆により多くの土地をイスラエル人の入植地として、パレスチナ人の土地を開拓して、新たにイスラエル入植地としている。
普通に考えても、返さないでさらに少ない土地を開拓して取りますか。
数年前のレバノン戦争の時でさえも、土地を広げる為に悪戦苦闘した。
今回はガザ地区を徹底的に破壊することで、1センチでも10センチでも土地を増やして行こうとしているのは、映像を見ていても分かる。
資金は有り余るほどあるユダヤ系のアメリカ人。
ハワイに続く、アメリカの州にしてしまえば良いのではと思うが、あくまでもユダヤ人からすると、イスラエルに拘っている。
拘るのはモーゼの時代の奴隷の時代からだから、これは致し方ないと思うが、返すと言ったのだから、返してあげて欲しい。
返さないから、周りのアラブ諸国でさえも、アメリカの2枚舌に騙されてはいけない。イラクアフガニスタンも解決出来ないのに、さらには、パレスチナ問題まで問題を増やすほど、国に資金があるとは思えない。
本来なら、解決を促すように持って行くのが、大国の役目ではないだろうか。
小さな国は武器や軍隊が少ない。
石を投げるか、手作りの爆弾、または、自爆テロと呼ばれていることしか出来ない。
パレスチナ和平が新大統領オバマ氏によって訪れて欲しいと心からお祈り致します。
チベット同様に、小さな国が平和を保てる援助をするのが、大国ではないだろうか。
弱いイジメを続けたところで、この水がめ座の時代は物質社会は崩壊したことを知るだろう。
イスラエル政府はギリシャ人のイソップ物語の「獣の国、鳥の国」に出てくるコウモリのように、どこにも属さないまま、ナチス化してしまったイスラエル軍は同じように見えるのは、わたしだけではないと思う。
64年前にイスラエル人は、ナチス強制収容所からの解放を目指して戦ってきたはずなのだが、今回のイスラエルは「ナチスと戦う人々」から「ナチスそのもの」へと豹変してしまった。イスラエルにいるイスラエル人は欧州人や中東諸国が見ているテレビ番組は見れないのかも知れないが、「正義」から「悪」へと転換してしまっているのは確かだろうと思える。国境のないインターネットが見れる時代。
少し歴史を理解している人なら、敗戦を迎え、もともと住んでいたパレスチナ人をガザ地区に押し込めて、ガザ地区に門を建設して、まるで、ベニスの商人のように、大きさは違うが収容所とさほど変わらない。
本当のライブ映像を見ている人々からすれば、イスラム教徒=悪ではないだろう。
それよりも、ここまで情報時代にパレスチナ人を悪者にすれば、アメリカ政府も世界不況の影響を全く感じていない中東諸国からも極悪人扱いになる可能性があるだろうから、オバマ氏が新大統領になったときに、アメリカがイスラエルを支持するかどうかによっては、彼の器量も分かるのではないだろうか。
21世紀になっても、動物レベルで戦争し続ける必要があるのであろうか、これ以上、血を流す必要があるのだろうか。
パレスチナ人が解放されることを心からお祈り致します。
長い文章を読んで頂き、心から感謝致します。
ありがとうございます。
合掌