人生のゴールは幸せになること!

私たちは漠然と生きるために、この世に転生しているわけではありません。
すべての思考は、豊かさか、不足、どちらかの側から来ています。
スピリチュアルと言えば、人を愛すること、奉仕を人さまにすることが課題になっていますが、若い人にはもっと欲張って欲しいものです。
どこの世界も中年以降の方々の方が元気があり、目がギラギラして人様のお零れが頂けるのならば、とアンテナを張り巡らしている人も少ないないでしょう。
是非に若い世代の人には、もっと欲を持って欲しいです。
でも、それってスピリチュアルとは言わないのではと思う方もいらっしゃるでしょうが、不足したままのエネルギーをそのままに沈黙の世界で生きていると、やる気が湧いて来ません。
長い間、やる気を失った人にいくら、「元気になりなさい、頑張りなさい!」と言っても、植物も元気がすこし足りないと思うときに、お水を遣ったり、肥料をあげたりすると、元気になることもありますが、放置し過ぎると、根っこの部分が枯れてしまい、元気になるどころか、死んでしまいます。
人間も長い間、こころの傷を無視して、動と静で、粛々と日々を静かに暮らそうとすると、精神的にやる気が漲るよりも、生きることが苦しくなることもあります。
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最近、中国のスポーツメーカーのCMで腕のない若い男性がプールですいすいと泳いでいる映像を見て、驚きました!
その彼は10歳のときに、10万ボルドの電圧で両手に大やけどをおい、その後、両腕を切断しないと命の危険があるということで、ご両親も10歳の彼も悲しい選択を迫られ、両腕を失ってしまいました。
母がいないと何も出来ず、歯を磨くことも母の手を借りてやることに苦痛を感じ始めた思春期になり、自分のハンディキャップを克服しようと決意し、自分の足でご飯を食べたり、服を着たり、歯を磨くことが出来るようになった後に、水泳を始めたようです。しかし、途中、紫点病を患い、医師から激しい運動を止めれた後に、ある日、母親からピアノをプレゼントされたようです。
母の願いは、彼に目標を持って欲しかったそうです。
しかし、両手がない彼にピアノを教えてくれる音楽家はいなかったようです。
でも、彼は毎日10時間以上、足の指でピアノの鍵盤をたたき続け、ピアノを引き続け、今では、『奇跡のピアニスト』と言われている23歳の若い男性です。
その彼がピアノを弾けるようになりたかったのは、見返してやりたいと願ったことだと言っていました。
両腕がないことで差別され、その差別に対して、誰がピアノは両手で弾かなければならないと決めたのか?と思い、その怒りのエネルギーをバネにして、多くの人を驚かせています。
音楽だけ聴けば、そのピアノの音色は両手で弾いていると思えるほど、美しく、感銘を受けることでしょう。
その彼が言うには、「悲しいと思えば、悲しく生きるだけ。楽しいと思えば、楽しく生きれる。私はその2つの選択のうち、
楽しく生きることを選んだ」
人生には喜怒哀楽があった方が、死を迎えるときに、自分のメモリアル・キャンバスに色々な色を使って、カラフルな絵が完成できるのと同じではないでしょうか。
若い人には、野望を抱いて欲しいと願っています。
ぬるま湯の受身だけの生活だけで満足しないで、もっと、自分の可能性を抱いて欲しいと願います。
もちろん、胸に抱く野望が大きいほど、それだけ反感を買う可能性があるかもしれないし、その反感は大きいかもしれない。
でも、その
反感、差別を恐れていては、せっかく、このニューエイジに転生して、新しいお手本を創れる才能を持っている若い世代の人達の宝の持ち腐れにならないためにも、中年に負けないぐらい自己アピールを押し出し、強く生きて欲しいと願っています。
もうすこし、欲ばって下さい。
常識を覆して下さい。
受身の姿勢から、自発的に行動する勇気を持って下さい。
創造するだけで、波動が上がります。
そして、喜びが、野望が、豊かさへとリンクして行きます。
もっと、大きな場所で失敗を恐れず、楽しんで下さい。
楽しんでいると、幸せな波動を自ら発することが出来ます。そして、地球の波動を上げることが出来るのです。
適当なところで妥協しないで下さい。
収入を得るのは、家賃を支払って、その日の暮らしのためではなく、人生という旅を楽しむためでもあるのです。
この偉大な宇宙には、私たちの願いを叶えるだけの十分な豊かさが沢山眠っています。
忘れないで下さい。
夢の実現をする力を持って、この世に生まれてきたのです。
実現できないのは、自分の内側に眠る力に気づいていないだけです。
もちろん、年齢、性別、人種に関係なく、いつからでも、野心を持って、幸せになって下さい。
ありがとうございます。
カズコ
合掌
こちらの文章はメルマガ240号に記載したものです。
facebookのノートにも記載しています。
LIU WEIさんが実際に足でピアノを弾いているのをご覧いただきたかったので、こちらの掲載します。
素敵な音色をお聞きください。