カバラに学ぶ、成功者の秘密

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こんにちは!
ハッピーイースター
キプロス正教は今週末からイースターホリディーに入ります。
最近、日本の番組を見る機会がある中、「イスラエル」「ユダヤ」「日本とイスラエルとの関係」「四国」「キリスト」という単語が飛び交っている内容が見られることが増えた気がするのは錯覚なのでしょうか。
私自身、字が読めるごろから研鑽し続けている運命学とも呼ばれている「カバラ」は、終わりがない、キプロスに住み始めてさらに、深く学び続けている中、あまり日本人が訪れない場所に不思議なご縁で、2ヶ月近くも滞在することになったりしました。
今、あの山に登れてと言われると体力的に無理があると思うが、シナイ山モーセ山)と呼ばれているイスラエルとエジプトの国境になっている山へも2010年の暮れに登る機会に恵まれたことには大変感謝しています。
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日本人があまり訪れない国アルメニアには2ヶ月も滞在したことで、アララット山を見ることが出来たことにも意味があったに違いないと確信できました。
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カバラとは、ヘブライ語で「伝承」という意味です。その秘法が直接、神さまから人へ、師から弟子へ伝えられていたからでしょう。
カバラユダヤ教から生まれた神秘思想であるから、その源流はモーセにまでさかのぼって行くことになるだろう。
当時、羊飼いだったモーセが荒野を歩いていると、遠くの方で柴が激しく燃えているのが見えたそうだ。その柴はいつまでたっても燃え尽きる気配がないので、不思議に思って近づいてみると、炎の中から神さまの声が聞こえたという話です。
「奴隷になっているイスラエル人をエジプトから救い出せ・・・。」
重たい使命を神さまから告げられ、その後、指導者としてすぐれた才能を発揮することになり、追ってくるエジプト人からイスラエル人を逃がすため、手をかざして海を真っ二つに引き裂き、道を作ったとされる伝説はあまりにも有名でしょう。
その後、シナイ山の頂上にて、再び、神さまとの再会があり、イスラエル人が守るべき戒律が授けられることになりました。そうして、ユダヤ教が誕生し、カバラの原型が出来たといわれています。
カバラとは何でしょうか。
人間が神さまに近づくためのお手本になる学びとも言えるでしょう。
イスラエル人にとっての聖書は「タルムード」であり、カバラではありません。
ユダヤ人(イスラエル人)にとっての聖書は私たちが旧約聖書と言っているものになります。
私自身、イスラエルに行って感じたことは、他の国ように派手さが全くありません。
他の国ではあらゆるところにリゾートホテル、カジノ、ショッピングモール、観光客で賑わう場所が多く、観光に力を入れている国は、どうやったらお金を観光客に使わせるかという案を常に考えていることでしょう。
しかし、イスラエルに住んでいるユダヤ人、とくに、タルムードを学ぶ人達は永遠に学び続ける民族と言えるでしょう。
金曜日の午後6時ぐらいになると、あらゆるレストラン、カフェ、お店もすべて閉店してしまいます。街が真っ暗になってしまって、ホテルに泊まっているホテルに帰るときに、お水さえも販売しているキヨスク(コンビニ)さえも、鍵が閉められている状態でした。
唯一、開いているレストランと言えば、中華レストランでしたが、イスラエルに行ってまで、中華は食べたくありません。
泊まっていたホテルに帰って事情を説明すると、なぜか、ユダヤ人が夕食している場所の席につくことになりました。他の外国人は外国人が集まる席で夕食をしていましたが、私たちは各国のユダヤ人と共に、ユダヤ人が食べる物を試食できました。
聖書を読みながら、テーブルを囲み、手を繋ぎ、一緒に教えを唱えている中で食事をしていました。
メニュという気の利いたものはなく、本日はいくらです。とイスラエルの通貨を言われて、滅多に食べることのない食事を致しました。
そのホテルはテレビはありましたが、金曜日の夜は見ることはできませんでした。
話が外れてしまっていますね。
カバラとは、人間が神さまに近づくための修行体系とも言われています。
簡単なカバラから、奥が深く、天体、数字・・・。学ぶ続ける必要がある分野になってしまうことになります。
カバラの中で一番分かりやすいといえば、「生命の樹」でしょう。
生命の樹の教えるによると、神さまは「セフィロト」と呼ばれる光を放って宇宙を創造したと言われています。
セフィロトは全部で10個あるそうです。それらが22本の経路で結ばれた構造となっているのです。
日本の密教に伝わる曼荼羅に似ているかも知れません。
神さまと宇宙の法則、世界の創造と人間の霊的進化のプロセスが、表現されています。
私もカバリスト(カバラ主義者)の未熟者の一人ですが、高名なカバリストたちは、この生命の樹に、人生のあらゆる物事を当てはめて考えたり、修行しているようです。
成功者の中には、カバラの教えを活かして、世に出て来る人もいるようです。
キリスト、モーセ、そして、イザヤもカバリストだったことでしょう。
しかし、魔女、魔法使いだと迫害されたカバリストは多くいました。
第二世界大戦も数少ない民族であるユダヤ人にダビデのマークを胸に刻ませ、手首には番号を記させ、ユダヤ民族を滅亡させることを前提とした恐ろしい計画でした。
今日、世界中を見渡してみればわかるように、成功者の多くはユダヤ人でしょう。
もちろん、中国人も経済国になっていますので、金銭的には成功者と言えるでしょうが、宗教を持たない、神さまを尊敬しない人種は真の成功者とは言えません。
ユダヤ人の多くは個人的にはお金を使う民族ではなさそうです。
それよりも、世代を超えた未来の民族が学ぶ場所を提供するために、寄付したり、援助したりする人達と思われます。
カバラは奥が深いので一言では表現出来ませんが、先に書いた「生命の樹」を前にして、瞑想し、「生命の樹」を護符として身につけて携帯すると、あらゆる願望を叶えることが出来ると同時に、魔を遠ざけ、永遠なる宇宙の真理に達成することができると伝説にて語られています。
キプロス人の世界一のヒーラーと呼ばれた、ダスカロスが描いた「生命の樹」も神秘的な力を感じさせて下さいます。
成功を手に入れるのにユダヤ教徒になる必要はありませんが、奥深い学びの中に、私たち日本人も神さまへ近づくためにも、学び続けることで、自己を開放させ、魂の成長して行くことも出来るのではないかと思います。
霊的にも進化を遂げるアセンションを共に体験する中、多くの人が「生命の樹」によって、物心ともにある程度達成したときこそ、新たなる時代が始まるのではないだろうかと思います。
そして、その新しい時代の扉を共に開けることができ、より良い未来を歩んでいる行けるひとりの魂の友であって欲しいと願っております。
ありがとうございます。
カズコ
アーメン
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