逆境はチャンスを連れて来ます

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子どもがニートになったりした場合

どんな生き方でも、どんな環境でも、どんな状況でも、宇宙は私たちにチャンスを提供してくれています。
私たちは簡単な方法で幸せになれる「魔法の杖」を捜すことに時間を追われて、魂磨きを怠ってしまいがちです。
魔法の杖を捜すより、自分自身の魂磨きをすることで幸せに繋がる道が開けるのです。
そのことに気づかないままいると、なかなかチャンスは訪れません。
一昔、頻繁に使われていたフレーズで、「青い鳥症候群」という言葉があります。
その言葉の意味は、「今の自分は本当の自分ではないと信じ、いつまでも夢を追い続ける人。」だそうです。
もちろん、夢を追い続けることは、素晴らしいことです。
しかし、今の自分は本当の自分ではない。自分が自分でないのに、いくら素晴らしい夢を追いかけても、幸せにはなれません。
また、青い鳥症候群に似ている「ピーターパン症候群」もあります。

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こちらの場合は、いつまでも子供のままでいて大人になりたくないという願望のために、精神的、経済的自立ができず親や社会に依存し続けてしまう傾向があるようです。
ニートとよばれる人は、朝から晩まで人によってはテレビを見続けたり、ゲームをしたりして時間を潰しているようです。
人生生きていると辛い事もあります。死にたいと思う出来事にも遭遇することになるでしょうが、そのときに心の休息をするのは決して悪いことではありません。
しかし、それが当たり前になってしまって、親や社会に依存し続け、親も世間様に迷惑が掛かるから、ニートのままで放置してしまう親御さんも増えているようです。
最近ではあまり親御さんは家族内で喧嘩するのは良くないと思うようになったからでしょうか。
諺で「可愛い子には旅をさせろ」というのがあります。
意味としては、子供が可愛いと思うなら、親元で甘やかすのではなく、世間の厳しさを教えて育てた方が子供がしっかりと育つという意味です。
私たち自身もこの世に旅をしに来ています。
その旅には色々なハプニングがつきものです。
日本は国には多くの借金がありますが、物質的には他の国に比べると豊かでしょうし、若者のホームレスは見かけることはないでしょう。
どうして、ニートや引き篭もりになってしまったのか。原因はほとんどの場合は「親」にあるようです。
ニートや引き篭もりになるにも、場所が必要です。
引き篭もれる家があるから、ニートにもなれるでしょう。
私たちの親の時代であれば、家で病気でもないのに家の手伝いもせず、地域のための奉仕活動もせずして、寒いときは暖房付きの部屋でゲームしたり漫画を読んだり、暑いときも冷たい炭酸水を飲みながら、テレビが見れる環境は大金持ちのどら息子ぐらいが家でゴロゴロしたことでしょう。
威厳のある親がいれば、「そんな甘えた態度でいるなら、わが子ではない。出て行け!」と一喝していたことでしょう。
自立させる道を与えてあげることができる親は厳しいようで愛情に満ちています。
物質的な愛情を与え続けた結果、子供も親御さんも依存してしまうことがあります。
本来、 親が与えるべきものは、「無償の愛」です。
愛するからこそ、厳しい言葉をもって自分のわが子が自分たちがいなくなっても生活できるように教えることが出来てこそ、親の役目を果たすことが現世で出来るのです。
本当にわが子のためと願うのであれば、突き放す勇気も必要でしょう。
そのときは、子供に憎まれたり、罵られたり、間違った方向へ行くかも知れません。
でも、長い目で見れば、その子供がこの世で学ぶ課題の機会を奪っているのは、紛れも無い親御さんだったりします。
目を瞑った振りをして無関心な家庭環境では、子供は親の愛情を確かめるために親を困らせることをします。
第二反抗期をおとなしく通過した子供ほど、無言の反抗期を続けているのが「ニート」になり、すでに長年に渡りニート生活を送っている人もいるでしょう。
犯罪に巻き込まれたら困るから、家庭内暴力を振るわれたら怖いなどと、世間体を気にしてはいけません。
心と心をぶつけあうぐらい真剣に相手と向き合うことも大事な学びのひとつなんです。
子供が求めているのは、親がどれだけ自分を思ってくれているのか、本気で向き合って叱ってくれていることが伝われば、お互いのカルマも解消され、子供も生きることに前向きになることでしょう。
時間をかけてでも解決できることをお祈り致します。

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